住友金属鉱山、ニッケル鉱山開発2000億円・電子材料や車部品向け
住友金属鉱山は南太平洋のソロモン諸島で、代表的な希少金属(レアメタル)であるニッケルの鉱山を開発する。2000億円強を投じ、2013年にも高純度ニッケル地金の生産を年3万トン規模で始める。高純度ニッケルは電子機器や自動車部品の材料として世界需要が拡大、需給の逼迫(ひっぱく)が予想されている。住友鉱山は既存設備での増産を含め、日本の年間消費量9万トン弱を1社で賄う供給体制を整備する。 (NIKKEI NET 5月21日 07:00) このニュースを読んだときの一番最初の疑問。 「、、、ソロモン諸島ってどこの国?」 で、(ニッケルのこと調べるついでに、、いや、ほんとですって:汗)調べてみました。(ここ参照) 正式国名 | ソロモン諸島(Solomon Islands) おお、そのままソロモン諸島、って国の名前なんですね。 面積 | 2万8,900平方キロメートル(岩手県の約2倍。世銀) 人口 | 53.4万人(2006年 国勢調査) ふむふむ 略史 | 1568年 スペイン人メンダナが、サンタ・イザベル島に来航 1893年 英国が南ソロモン諸島領有を宣言 1900年 英国がドイツより北ソロモン諸島を取得 1942年 旧日本軍がソロモン諸島を一時占有 1978年 7月7日独立 なるほどーって見ていてましたが、注目すべきは次の点です。 主要産業 | 第1次産業(コプラ、木材、魚)中心の経済 GDP | 1,527.6百万ソロモンドル(2002年、PRISM) 為替レート | 1ソロモン・ドル=14.09円(2005年3月31日現在) くわしく調べると、IMF予測では2008年のソロモン諸島のGDPは約4億ドル!!だそうです。 つまり、ソロモン諸島のGDP予想(IMF)は日本円で400億円程度。 この国に2008年から2013年に2,000億の投資をするとなると、年平均400億円(GDP比100%!)の海外からの直接投資になります。 、、これはすごいです。 多分、中国のGDP成長率8%とか、インドの9%とか目じゃないです。 間違いなく%どころか割、下手すると倍率でのGDP成長になるはずです。 ちなみに上記IMFのデータベースから2008年の世界各国のGDP成長率予想(181ヶ国、IMF予想、現地通貨ベース)を計算してやると、トップはアゼルバイジャンの19%、2位はアンゴラの16%(ちなみに最悪なのは超ハイパーインフレで有名なジンバブエで(それでも)マイナス7%くらい)。 これは間違いなくソロモン諸島は世界で一番経済発展著しい国となるのではないでしょうか。 、、、で、思わずソロモン諸島関連銘柄はないかbloombergで探してしまった私は強欲ですか、そうですか。<あほ
by ttori
| 2008-05-21 21:00
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