(下、追記しました)
米シティやBOA:800億ドル規模ファンド設立-ABCP市場救済へ 金融大手の米シティグループ、バンク・オブ・アメリカ(BOA)、米JPモルガン・チェースは15日、資産担保コマーシャルペーパー(ABCP)市場の回復のために、最大800億ドル(約9兆4000億円)規模のファンドを設立することで合意したと発表した。 3行の共同発表資料によると、マスター・リクイディティ・エンハンスメント・コンデュイ(M-LEC)と名付けられた同ファンドはストラクチャード・インベストメント・ビークル(SIV)から資産を買い取る。SIVはコマーシャルペーパー(CP)などで資金を調達し、社債やサブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン担保証券などを購入する。M-LECには他の金融機関も参加する可能性があるという。 CP市場の混迷でSIVなどが資金を借り入れできず、約750億ドル相当の資産売却に追い込まれた状況を受けて、大手投資銀行ゴールドマン・サックス・グループの前最高経営責任者(CEO)だったポールソン米財務長官は、シティグループやBOA、JPモルガンの幹部らの会合を設けた。 10月15日(ブルームバーグ) いろいろな方がコメントされているので、個人的な感想。 今回の危機では”だれかが””どこかで”損を被らなければならない(事実元本部分のローンはデフォルトしているのですから)ですが、今回出てきた話は、”損失”確定まで時間をかけます、じわじわ損を出せばみんな持ちこたえられます、という話だと思います。 、、、この手の話は日本のバブルのときの”飛ばし”と同じスキームだと思うんですけど。。 で、この手のスキームを使って生き延びたところは皆無だと思いますけど。 シティ、JPモルガン、バンカメレベルだと大丈夫だとでも言うんでしょうか。 ABCPの発行がストップしたため、ここ数ヶ月商業銀行によるローン貸し出しが急増しているそうで。特にローンの出口のCLOの発行がストップし、その上SIVなどから次々と持ち込まれる担保証券化商品の処理も含めると、ほっとくとどんどん自分のブックが膨らんでしまうので、こうした”自分以外”のところで処理して欲しい、という事かもしれません。(このスキームだとオフバランスにできて、ブックから切り離して”他人事”にできますしね。) ブックが大きい商業銀行のこうした”不良債権”処理はしばらく時間がかかるのではないかと思います。 追記:歌は世につれ世は歌につれ・・・みたいな。師匠にならって。 ♪リライト(ブックを)♪ 軋んだ債券を吐き出したいのは 価格の証明が他にないから 掴んだはずの僕のM-LECは 「政府」と「自由」で矛盾してるよ 歪んだサブプラ消し去りたいのは SIVの限界をそこに見るから 自信過剰な僕のブックには 来年のカレンダー 日付がないよ 消してリライトして くだらない仕組債 忘られぬボーナスを 起死回生 リライトして 意味のない価格も ”飛ばし”成す原動力 全身全霊でくれよ 支えていたポジション切って泣いて 所詮ただ解雇を知って泣いて 腐ったポートを 薄汚い嘘を (原曲「リライト」作詞・作曲:後藤正文 唄:ASIAN KUNG-FU GENERATION) うーむう、、難しい、、、。
by ttori
| 2007-10-16 21:43
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