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ワールドカップ!

というわけでカメルーン撃破!
ワールドカップ/サッカーといえばこの曲でしょう。

キリン サッカーフィールド2010より
「Passion」 Nick Wood


ばんららわら え ばんわらわら♪<あほ
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by ttori | 2010-06-15 20:52 | CM一考

お勉強

BPのリグ爆発、たび重なる設計変更が誘発か
(前略)
BPは当初、大量の石油とガスを扱うのに十分な大きさの9-7/8インチ幅のパイプを油層に設置することを考えていた。だが、最後の部分については、7インチ幅を超える大きさのものではフィットしなかった。そこでBPは、海底から油層までたった1本のパイプを使用するか、あるいは幅の異なるパイプを2本重ねて使用するかの選択に迫られた。多くの業界専門家によると、パイプを2本使用する方法の方が、油井の外側に流出するガスに対して、防護機能が強化されるため、安全性が高いという。業界エンジニアとして長い経験を誇る米テキサスA&M大学のジーン・ベック教授は、特にBPが掘削していたような高圧油井に対しては、パイプの2本使いが「多かれ少なかれ、最も無難な方法だ」と述べる。
 だが、1本使いの方法の方が簡単で手っ取り早く、2本使いの場合よりも1週間ほど短い期間で作業を終えられる可能性が高かった。BPのディープウォーター・ホライズンの運営コストは、1日当たり約100万ドルにも及ぶ。4月の報告書で、BPのエンジニアは、油井の外側にガスが流出するすき間を残す「一定の危険性」があるにもかかわらず、1本使いの方法を「最も経済的な方法」と結論付けた。報告書には、2本使いの方法は、ガス流出を防護する機能は高まるが、油井に「安定性の問題」その他が発生した場合のみに用いる方法であると記載されていた。
 4月14日午後8時34分、BPはMMSに、油井全体に対して7インチ幅のパイプ1本のみを使用する、1本使いの方法を用いる旨を報告した。連邦記録によると、MMSは翌朝の8時13分にそれを許可した。
 4月15日午前9時54分、BPは、MMSに対して、今度は変更を行うための申請を行った。7インチ幅のパイプではなく、上から下にかけて幅が細くなっているパイプを使用しようと考えたからだ。これは、数分後にMMSによって許可された。
 さらに午後2時35分、BPは別の変更をMMSに申請した。今度は、油井に既に設置されたパイプの1つについて、”記載漏れ”を通知するためのものだった。4分半後、MMSはこの変更も許可した。
 MMSは昨年、すべての企業に対して、大幅な変更についてはすべて「文書化と分析」を要求する案を提示した。それに対するBPの当時のコメントは、提案された安全規則は不要というものだった。
 沿岸警備隊とMMSがルイジアナ州ケナーで先週開催した調査公聴会での証言によると、BPは、油井の設計変更に関してだけでなく、日々の業務計画もずさんであったことが判明した。
(WSJ 2010年 6月 1日 16:42 JST)
うーむう、、、難しい、、。
とりあえずこの際なので、原油生産について勉強しようといろいろ調べてみたのですが、、。

そもそも原油は井戸の水のように、細かい岩の間に内包されていて、そこから地層上部からの圧力により穴を通すと自然に地上近くまで上がってくる(自噴)原油井戸があるとのこと。ただ、現在は自噴井戸は減り、ポンプを使って吸い上げる方法から、”油層岩内の孔隙内に捕捉されている原油を圧入流体で強制的に置換し回収する二・三次回収技術が開発”(JOGMECのHPより)されているとのこと。例えば孔隙内に細く分布している原油を回収するために水を注入して圧力をかけたり、界面活性剤を用いたりする方法があるそうです。

現在自噴やポンプなどで生産できるイージーオイル(簡単に採掘できるオイル)はどんどん減っていき、さらに地上の油田の多くが各国の石油生産会社の国有化を経て、現在メジャーといわれる民間石油会社は生産環境の厳しい北極海やアラスカなどの局地方面への展開か、深海開発へシフトを余儀なくされているとのこと。

そもそも今回の事故は何をどう間違ったのか。
今回事故を起こしたディープウォーター・ホライズンは最新鋭の自動船位保持装置を備えた半潜水式の石油プラットフォームで、2001年に石油プラットフォーム運営大手トランスオーシャンに引き渡され運営されていました。

ところが、メキシコ湾の掘削リグ、爆発炎上の最中に「責任者不在」(WSJ 2010年 5月 28日 20:17 JST) を読むと、どうもきちんとした危機対応訓練が行き届いていなかったようで。

上記記事にありますように、工期が伸びてしまったがため、開発コストがオーバーランしていまい、安全対策が万全に行われていたとは言いがたいようです。開発工期を短縮するためガス圧チェック等をおろそかにしてしまったために起こった人災ということなんでしょうか。

金融市場的にいうと、BPはエクソンモービルなどに比べ生産コストが高い井戸が多く、また高配当をして財務圧迫していたとのこと。また、生産の2割近くをロシアのTNK-BPという子会社生産になっており、カントリーリスクが内包しているとのこと。
この原油流出事故はいまだ流出を食い止めることができず、事態は泥沼化してますが。
まあそれでもBPの時価総額は10兆円近くあるんですけどね、、。
BPの優良資産を買い叩け!という提案があっちこっちに飛び交っている悪寒。
しかし、、、金融のテクニカルタームがよくわからない、という方の気持ちがちょっとわかった気分です、、。
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by ttori | 2010-06-12 09:15 | News

けんか

米金融危機調査委員会、ゴールドマンに召喚状
世界的な金融危機について調査している米金融危機調査委員会(FCIC)は7日、金融大手ゴールドマン・サックスに召喚状を送付したことを明らかにした。同社がFCICの処理能力を超える25億ページにのぼる書類を提出したため。ゴールドマンと政府との対立が深まっている。
 FCICのビル・トマス副委員長は、ゴールドマンがFCICの処理能力が限られていることを知りながら、大量の書類を提出したと主張。今月4日に召喚状を送付したことを明らかにした。FCICのフィル・アンジェリデス委員長によると、ゴールドマンは5テラバイトの記録を提出。1テラバイト当たり5億ページ分のデジタル情報が含まれているという。
 FCICはゴールドマンの対応を「言語道断」と批判。他の金融機関はFCICの同様の要請に応じていると述べた。ゴールドマンの広報担当者は声明で「当社はFCICから求められた情報を提供してきた」と表明した。7日の米株式市場ではゴールドマン株が2.6%下落した。
FCICは召喚状で、ゴールドマンのブランクファイン最高経営責任者(CEO)、ビニアー最高財務責任者(CFO)、コーン最高執行責任者(COO)との面会日を設定するよう求めている。
[ニューヨーク 7日 ロイター]

ゴールドマン「え?書類出せって言われたので出したんですけど、なにか?」

いやー、完全に喧嘩売ってますね。まあ、「理不尽なことで訴訟されたらとことんまで戦う」という姿勢はわからんでもないんですけど(下手に罪を認めて和解しようものなら、株主代表訴訟に耐えられなさそうですし)。
しかし5テラバイト、25億ページ分だそうですよ。ある種サイバー攻撃ですな(笑)。

とはいえ、その応対というか戦い方はどうみても子供の喧嘩にしかみえません。もちろん相手の議員や検査当局も「しごくまっとうな」ロジックでなく、半分難癖にちかい訴えだったり商品性やマーケットについてマッタク理解も知識もないような方が多いので、どうしても「相手の目線に降りて」戦わざる得ない、というのもわからんでもないんですが、、。

今回の訴訟に対して「(理不尽な訴えに対しては)全社スクラム組んで戦い抜く(ハドルを組んで)」という風に社内で言っているようですが。ただ、政治というのは時として理不尽であり、そして訴えている「彼ら自身が」ルールメーカーであるという一面もあります。その上、当局は時として企業を直接「潰す」事もできるのです。確かに今回の訴訟が金融改革法案を世間受けさせるための一つの議会側の戦略であるという面も捨てきれないともおもいますが(ゴールドマンもそこはきちんとわかっていると思います)。

ただそれをしても、あまりに対応がお粗末な気がします。もちろん百戦錬磨の企業ですから机の下で握手しているのかも知れませんが、どうも最近ゴールドマン、ボタンの掛け違いというか、トップが斜め45度方向に逝ってしまってる気がするのは私だけですか、そうですか。
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by ttori | 2010-06-08 20:19 | News

兆円単位

久々のマーケット事件簿です。(こないだのNY株急落のときも書こうともおもったんですけど、忙しくてタイミングを逸してしまいまして、、、。)

日経平均先物に誤発注騒ぎ、ドイツ証券がシステム不具合(Update3)
1日の東京株式市場でドイツ証券による日経平均先物6月限の誤発注騒ぎがあった。注文は間もなく取り消されたが、一時9兆円を超す売り注文が出され、規模の大きさから米国で先月6日に起こった急落劇を連想する市場関係者もいた。午前9時の取引開始直後、先物の9690円に70万枚超、9700円に20万枚超の売り注文が出た。東洋証券デリバティブ・ディーリング室の中川祐治室長は、「180枚程度の同じ売り注文が機械的に何度も繰り返された」と言う。ブルームバーグ・データによると、日経平均先物6月限の5月の1日当たり売買高平均は11万2100枚。きょうの売買高は9万425枚で、前日比0.2%安の9740円で取引を終えた。
  日経平均先物の最小売買金額は価格の1000倍で、9690円なら1枚が969万円。9690円と9700円に計98万枚近い売り注文が膨らんだことから、それらの注文代金は9兆5000億円程度と、東証1部時価総額の3%超に匹敵する金額だった。BNPパリバ証券の篠田丈株式・派生商品統括副本部長は、「元本相当ベースでは国内の過去の誤発注で一番大きいと思う」との認識を示した。
          自己勘定でシステム不具合
  ドイツ証券では1日午後、ブルームバーグ・ニュースの取材に対し誤発注を認め、自社のサイトで内容を発表した。同社広報部・副部長のアストン・J・ブリッジマン氏は、「発注システムの不具合により、注文を上回る発注を行ってしまった」と説明する。同取引は同社の自己勘定(プロップ)で、発注から1分半以内に完全にキャンセルされた。その間の相場への影響は、9720円から9680円までの4ティック(更新値段)だったとしている。取引終了後に発表された売買手口によると、ドイツ証券は売りが5795枚、買いは5081枚で、差し引き714枚の売り越しだった。
6月1日(ブルームバーグ)

ついに出ました10兆円誤発注。
ちなみにカテゴリのマーケット事件簿、前はVW世界一時価総額事件、その前はUBSのカプコンCB2兆円誤発注事件でしたけど。
本件に関してはドイツ証券があっさりゲロったんで「どこのドイツだ!」(<あほ)論議はなかったものの、ニュースにあるように確かに想定元本ベースでは過去最大の誤発注事件と思われ。成り行きでなくてよかったね、って感じです(成り行きならそのスライス発注の仕方からストップ500円?だっけまで逝った可能性大。そうすると多分ハンパない(それこそドイツ銀本体を揺るがすくらい)損が出たと思われ。)。

事実関係を追うと、ドイツ証券のプロップデスクのプログラムが暴走し、日経先物に180枚単位で連続発注を繰り返し、枚数にして100万枚の日経平均先物を発注してしまったとのこと。幸いなことに現値近辺の指値だったために大変なことにはならなかったものの。まあ、あわせてCMEのSP500先物まで急落してましたから、他市場間アーブだったようで。周りの反応は「で、180枚ってなんで?」と。日経バスケット数単位説とかいろいろありましたが。

ただ、こないだのNY急落直後だったこともマーケットの反応を悪くしたイメージ。また複数スライス発注>直ぐに右からキャンセルということだったみたいで、買いに回ろうとした人たちも証券取引所からのデータフィードの反応が遅延していたらしくなかなか買えなかったとのこと。結果5000枚程度の約定で済んだそうで、直後に買い戻して(というか客注文ならそんなに早く買い戻し>公表はできないはず)ロスも数億ですんだと思われ。

しかしこれで「アルゴは危険だ!」とか訳のわからん事を声高に言い放つ自称経済評論家が出てこないことを祈る。それでなくても先日のNY急落でアメリカでは、「1秒おきに板寄せ方式に」とか「コロケーションサービス(証券取引所までの通信ラグを防ぐため、証券会社の発注サーバーを取引所のサーバーのそばに置かせてもらうサービス)禁止」とか(これ禁止すると”物理的に”証券取引所サーバの横のビルとかでサーバーレンタル!とかいって商売する人がでるに1万リラ。とはいえ、テロ対策のため、証券取引所のサーバーの位置は非公開だと思いますが、、、)なんだか斜め45度に話がいっているイメージですので、、。
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by ttori | 2010-06-01 20:52 | Market(マーケット事件簿)



小さな窓から見上げると曇り空でも、外に出ると意外と晴れてるもんだ。
by ttori

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