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政治とマーケット

読んでいていろいろ思うことがあったので、

ペコペコ・サラリーマン哲学
高校同窓生からみた亀井静香氏


信越化学の社長を長年務め亀井先生と高校が同級生だった金児昭氏から見た亀井先生の姿です。個人的には亀井先生好きでも嫌いでもないんですけど(その考え方や郵政を政治のおもちゃにしている点は嫌いですが)やってる仕事は嫌いな点が多いので。知り合いの銀行員はかめい先生のリスケ法案で大変な目にあっている方がおりますが、、、。亀井先生の考え方の基本=弱者は守らなければならない(もちろんここでの弱者=自分の支持基盤を作る、という意図もありそうですが)というのが透けて見えます。また下氏という将来を嘱望された官僚の方の話も多く書かれています。

ケインズは「マーケットとは美人投票である」と喝破しました。一方で民主主義の根本たる選挙制度は究極の美人投票なわけで。そういう意味では選挙民=ステークスホルダーであり、徴税された金を自分を選んでくれた>株主たる選挙民に配当しようとするのはわからんでもないんですけど。

つまるところそこで選ばれた議員という名の方々はある意味マーケットについて本質的に精通していてもおかしくないわけで(多くの方の意見の最大公約数や”風”を読む能力という点で)。逆にその厳しさを知っているがゆえに、そうした塗炭の苦しみを味わうのは選ばれし選民たる政治家だけでいい、という考え方なのかもしれませんが。

まあ最近は首相以下温室育ちで自分の金勘定もしたことが無い方が議員をされている例が散見さますが。かつて亀井大臣は仕手筋で有名だった方。迫力も人間としての底の深さも違いますから、振り回されて当然、という気もしますが、、。
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by ttori | 2010-04-28 22:29 | プライベート

ドバイ

映像がすごい!というわけで。

ポカリスエット「砂漠」篇 ( 北野武さん出演バージョン)

改めてドバイの開発はすごい、と思います。砂漠の中、地平線まで何も無いところに近代的な高層ビルが立ち並ぶ姿は幻想的でもあり、美しくもあります。(私は高層建築フェチなので、、。衝突点滅灯好きです、ええ)
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by ttori | 2010-04-18 11:23 | CM一考

売り手と買い手(いろいろ追記しました)

SECがゴールドマンを提訴、CDO組成で詐欺的行為(Update2)
米証券取引委員会(SEC)は、米投資銀行のゴールドマン・サックス・グループを提訴した。債務担保証券(CDO)の組成と販売で詐欺的な行為があったと主張している。CDOは、大恐慌以来最悪となった金融危機の一因とされている。SECの16日の発表によると、ゴールドマンは2007年初め、米住宅市場が悪化するなか、サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローンの価格動向に左右されるCDO「アバカス」を組成し販売した。この際にゴールドマンは、ヘッジファンド会社ポールソンがポートフォリオ内の証券の選択を手助けすると同時に、これらCDOの下落を見込む取引をしていた事実を開示しなかった。資産家ジョン・ポールソン氏が経営するポールソンは、この取引で10億ドルを稼いだが不正行為に問われていない。SECはCDOの組成にかかわったゴールドマンのバイスプレジデント、ファブリス・トゥール氏も提訴した。SEC法規執行局のロバート・クザミ局長は声明で「商品は新しく複雑だったが、欺瞞(ぎまん)と利益相反は昔ながらで単純だ」とし、「ゴールドマンは住宅ローン市場の下落に大きく賭けていた顧客の1人が、投資ポートフォリオに含める住宅ローン証券の選択に強い影響を及ぼすことを許した。一方で、他の投資家に対して、投資対象証券は独立した客観的な第三者によって選定されていると説明していた」と論じた。
4月16日(ブルームバーグ)

これ微妙ですな、、。
つまりこの証券(アバカス)はポールソンがサブプラ債権をショート(空売り)したいというニーズがあり>ポジション構築のためゴールドマンがサブプラCDOを組成し>当然買い手がいないとショートがふれないのでそのCDOを他の投資家に販売という流れだったとおもわれ。
その後ポールソンが目論見があたって大儲けしたので買い手はだまされた!という話になっていますが(買い手はABNアムロやIKB、、、って十分洗練された世界トップクラス(物事の裏側がわかっている)の投資家ですがな、、)、組成して販売した2007年ごろはまだポールソンの一般的な知名度はそんなに無かったはず*。そして多分結構多くのCDOがこうしたプロセスを通じて組成されたと思われます。ここでの「独立した第三者」の定義はかなり微妙です。そもそもこのCDO(アバカス)はポールソンとはマッタク関係ないと思われるACAマネジメントという会社がポートフォリオの選定を行ったとのことですし、今回ポールソンは提訴されていません(ただ、ACAがポールソンの意向をしっているGSの影響を受けなかったかは微妙。表面上はACAは独立しているでしょうし)。
*ちなみにこの証券を売った担当者が「この市場ダメポ」的なメールを送った、、って、2001年時のハイテクバブル当時の「くず株」メールを彷彿とさせますな。その時のトップバンカー・ソロモンのクアトロン氏は無罪判決をうけ、昨年から業界復帰、カタリストパートナーズという会社を設立して現在パームの売却案件などに関与しているとのこと。

今回ゴールドマンは「市場には必ず売り手と買い手がいる。もしこうした訴えを聞いていたら市場が崩壊する」みたいなことをいってます。確かにことCDOに限らず市場には必ず買手と売手がいて、価格が動けばどちらかが利益を得、片方が損をします。(ロング・ショートに限らず。価格が売買後上昇したら売手は儲け損なったとも取れるわけで。)

そもそも証券化商品がある特定の投資家のニーズにこたえる為に組成されてきた事も事実。例えばシンセティックCDOをロングした背後で必ずそこに含まれるCDSを売った(正確を期すならCDSプロテクションを買った)投資家がいるわけで。例えばある投資家が「この証券が欲しい!」というニーズがあれば買い手に必ず「この投資家が売り手ですよ」と伝えなければならない、とも取れます(逆もしかり)。ここでもしGSが組成についての責任を追及されるのであれば、それこそ「オリジネート&ディストリビュートモデル」は息の根を止められてしまうでしょう。

【追記】ちなみに今回提訴されたGSの方VP(バイスプレジデント)だったそうですが、VPを新聞で「部長」と訳されてますが、基本この業界ではVPは課長一歩手前の前線歩兵プラトーンです。

もう一つ書き加えると、これによってGSの瑕疵の有無を問わず商業銀行のステータスになっている銀行がファンド投資などを規制するボルカールール(金融規制法案)への援護射撃になる、という側面があります。GSはいざとなれば商業銀行ステータスの返上をもくろんでいるようですが、返上しても同様の規制をうけるよう(つまり抜け穴を防ぐ)な法案になるようです。プロップは分離なんてできない!とも反対してますが、多分多くの投資銀行でプロップと顧客フロー(自己ブックを使うものも含め)は物理的にも分離されていると思われます(顧客の多くがプロップに自分の売買情報を握られる事を嫌うため)。ただ、なんだかボルカールール、本質のリスクリターンの話とは離れてファンド=ハイリスクとひとくくりにしてしまっているのが気になります。ファンドの担保付(多くは現金担保までついてる、最近GSやJPモルガンはファンド向けプライムブローカー業務において、ファンドに対して証券担保ではなく現金担保の割合を増やしているとのことですが:つまりポジション持ちたかったら現金積め!といってる>レバレッジ比率を下げ)ポジションと、不動産融資とどっちがリスクが高いか、一概にファンドが高いとも言えないとおもいますけど、、。

【追記2】ついでに書くとどうもGSのトップ層に危機感が薄いというか脇が甘い感じがするのは私だけ?(神の仕事発言とか)。GSは「顧客第一」って業界の人間から言わすと「ちゃんちゃらおかしい」って感じ(儲からないから手を抜いているんでは?)かもしれませんけどね、、。
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by ttori | 2010-04-18 07:48 | Market(マーケット事件簿)

話題いくつか

昔のニュースですが。
郵貯マネーで地方公共投資 財投復活? “先祖返り”批判も
郵便貯金の預け入れ限度額が1000万円から2000万円に引き上げることが決まったことで、鳩山由紀夫首相や亀井静香郵政改革担当相は31日、郵貯資金の使途について地域活性化を促す公共投資などに使う考えを示した。地域金融機関をはじめとした「民業圧迫」との批判に応えたものだが、官の肥大化により家計の資金を政府支出に回せば無駄な公的支出につながるとの批判も出ている。
【4月1日8時16分配信 フジサンケイ ビジネスアイ】

むかしSWFのエントリーを書いたときに
「所詮SWFは”国が運用する”資金です。通常、税収はこれまで営々と築きあげてきた”前例”がありますので、なかなか政治家が自由に出来るお金がない。そこに10兆円という途方もないお金が注ぎ込まれる。なんせ”10兆の33%はなんでもあり”ですから。ビルたてようが、道路作ろうが、コモディティに入れようが、個別の株に注ぎ込もうがかまわないということです。
もちろん、利権といっても、運用会社の採用に政治家が口利きするとかビル建てさせるとか、地元に道路を引くとか、そういうことはなかなか難しい、とは思いますけど、例えば選挙前にこのSWFを使って株を買い上げて”株が上がったのは私のおかげだ”とか言い出す政治家が出てくるとか。日銀の国債引き受けの別働隊扱いされるとか。」
とかきましたが、郵貯、簡保といったさらに規模を巨大化したところで実現しそうとはorz。

なんだかこれを実現しようと走り回っている(所属党まで変えてしまった)議員の方、(投資銀とかに見せられて)巨大マネーを振り回したいだけにしか見えません。それも「国益実現」という薄っぺらい衣をまとって(何をもって国益なのかしりませんが)。
もちろん公共ファイナンスが全てダメだとは思いません。ただ、「戦略」の二文字は曲者で、そもそも戦略(成長戦略やら産業育成等々)があって初めてファイナンスの話が出てくるのが筋ですが(しかもその戦略が正しいかもわかりませんが)、その戦略がマッタクみえない(あ、票を買うために地方に金をばら撒く、という戦略はありそうですけどね。)。リスク無視して「中国やインドに投資」って絶対リターンだけ注目して「こっちのほうが儲かりそうだ」って参入するのはおっしゃっている個人のポートだけにしてほしい。
著名ブロガーさんがお書きになっていますが、世界のSWFの例を見ても「不透明な」マネーフローは不正やマネーロンダリングといった温床となります。それは投資は基本自分のポジション(手の内)を見透かされると足元をすくわれる、と考えられるから、なるたけマネーの投資先を不透明化しようとする圧力がかかるからです(国家予算は(税収による公共投資なども含めて)投資・資金調達(国債発行等)と捉えればかなりマネーフローが透明化されています)。だからこそ投資ガバナンスの仕組みが大切なのですが、その議論はおざなり、、、、。「中国インドといったエマージングへ投資か否か」みたいな話だけでなく、ポートのリスクや目標リターンの関係といった基本的議論はきっちりなされていると思いますが、、、。
さらに中東等の産油国のように石油マネーフローから積み上がったある種「国の」マネーではなく、郵貯簡保やGPIFのマネーはあくまで国民国家に所属していながら基本「個々人の」財産・年金資金であるはずです。もしほんとにやりたいなら、外貨準備=外為特会のドルを使うのが筋ではないでしょうか。

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皆様のご想像通り買ってよんでます。
ので紹介のみ。f0005681_8421423.jpg
アイム・ファイン!  浅田 次郎 (著)
「つばさよつばさ」に続く、JALの機内誌skywardに連載されているエッセイの単行本化。とりあえず休みにぼんやり日向ぼっこ+ビールを飲みながら読む一冊だと思います。、、、今日は窓のそと雪景色ですけど、、、。

しかし引越しの際、前に引っ越すときにほとんど売ったにもかかわらず、その後数年で積み上がった本数百冊(しかもほとんどハードカバー)をbo〇k〇ffに売ったら3万程度にしかならなかった、、orz。(しかもその3万の内訳で結構な比重をしめているのはファイブスター全巻とか、いまどきの子供全巻とかだと思われ、、)
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by ttori | 2010-04-17 08:09 | News

引越し

こちらのかたと同じく今週末三鷹に引っ越しました。

今度から飲みは新宿きぼー<あほ
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by ttori | 2010-04-10 18:03 | プライベート



小さな窓から見上げると曇り空でも、外に出ると意外と晴れてるもんだ。
by ttori

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