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不審な死

マドフ事件関連です。

マドフ受刑者に投資していた男性、自宅プールで溺死
巨額投資詐欺事件で有罪判決を受け、服役中の米ナスダックのバーナード・マドフ元会長(71)に投資していた男性が25日午後、フロリダ州パームビーチの自宅にあるプールで溺れ、死亡した。警察が明らかにした。 死亡したのはパームビーチ・ピコワー財団代表のジェフリー・ピコワー氏(67)で、プールで意識を失っているところを発見され、病院で死亡が確認された。警察は同氏が溺れた経緯について調べを進めている。 ピコワー氏の財団は今年、巨額の投資損失を理由に閉鎖したが、同氏がマドフ元会長のねずみ講まがいのファンドから利益を得ていた可能性が浮上。同氏がファンド破綻前に、巨額の金を引き出していた可能性も指摘されている。 【CNN】

Bloombergに出てましたが、ユダヤ人の超富裕層を中心に数兆円といわれるマドフファンドからのペイアウトの大口受け取り人の一人だったそうで、その金額数千億円に上るそう。そしてマドフ事件の被害者から、返還の訴訟を起こされていたそうです。

しかし、突然の訃報。
心臓発作でプールで溺死したとのことですが、不審な人物がいればすぐわかる超高級住宅街の住人なので、事件性は薄いとはおもいますが。

ふと思い出したのは、ユダヤ人の大富豪で、モナコで不審な焼死を遂げたリパブリック・バンク創業者のエドモンド・サフラ。

暗い闇を想像してしまう私は想像が過ぎますか、そうですか。
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by ttori | 2009-10-27 21:56 | News

大型企画

TBSが”華麗なる一族”を開局55周年記念番組としてやったら、
フジテレビは開局50周年記念ドラマで
”不毛地帯”
ですか。(ちなみにフジテレビ開局45周年記念ドラマは”白い巨塔”)。

第一回を見ましたが、かなり重いつくり。ついにフジテレビもお笑い・おちゃらけ路線だけでは生きていけなくなってしまいましたか(ゴールデンの視聴率軒並み落としていたようですし。さすがに視聴者の高齢化シフトを看過できなくなったか。そして柳葉敏郎さん、よく出ますなあ。)。なんせ故・瀬島龍三伊藤忠会長の話のようですから(すいません、私は本書・不毛地帯は読んでません、、)。フジはその辺まで考えて作ったんだろうか、、。それとももう時効と考えているのか。

しかし山崎豊子さん大人気ですなあ。
次はテレ朝あたりで”沈まぬ太陽”か?(今ジャストタイミングで映画公開されていますが)TVで今やるには相当ハードル高そう(笑)ですが、視聴率は稼げそう。
まあ下手にやってJALはひどい会社だ>世論に敏感な政治家が過剰反応してJALをつぶして、、とか笑えない展開にならないとも限らんし、、、。
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そういやTVを見ながらふと思い出した会話。
某局の〇〇という女性アナウンサーがニュースで話をしているのをみて
母「そういえば〇〇(苗字)さんの娘さん元気かしら」
父「放送関連に就職したって聞いたけどな。元気にしているんだろうか」
後で発覚したのだが、実はこの話題の娘さん、というのはこの女性アナウンサー本人だった。。
まあ小さいときにしかあってないし、TVを通じると本人とは思わない、という例。<だからどうした。
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by ttori | 2009-10-25 17:42 | 本 / CD / TV

びっくり

ヨメと子供と新宿歩いていたら、芸能系スカウト系な方(おばちゃん)に声かけられた。

、、、娘(2歳半)が。

初めての経験*でびっくりです。というかそういう人ほんとにいるんだと。
まあ丁重にお断りしましたが。
*ちなみに私個人の経験では、大学のときに東京に遊びにきて友人と飲んでいたら、ホストにスカウト(?)というのはありますが。私は細身で、そのとき髪も長かったからかもしれませんが、、。「ヘルプでも結構稼げる」とか訳のわからんことを言われましたが、、。<あほ

【追記】東京マーケット、、、出遅れ。ニューヨークダウのリターンから乖離。金融株が上がらず(+ファーストリテ高騰)NT倍率高進。為替を嫌ってこれまで自動車セクターが世界自動車セクターアンダーパフォームですが、ドル円が二番底チャートで円安な雰囲気なチャート。アメリカの金利が上昇の気配で円安となると日経も高くなる可能性。ファクターモメンタムが相変わらず機能せず、”普通の”クオンツファンドはリターンが取れず。某社のストラテジストレポートで”しばらくクオンツ厳しい”と。「言われんでもわかっとるわい!」とのコメント。
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by ttori | 2009-10-18 22:33 | プライベート

訃報その2

米著名銀行家、ワッサースタイン氏が死去 多くのM&A仲介
米投資銀行ラザードは14日、ブルース・ワッサースタイン会長兼最高経営責任者(CEO、61)が同日、死去したと発表した。11日に不整脈を訴えて病院に運ばれ、その後、様態が悪化した。詳しい死因は不明。ワッサースタイン氏は80年代からスター投資銀行家として注目を浴び、1000件にも上る企業のM&A(合併・買収)を仲介した。米証券モルガン・スタンレーとディーン・ウィッターの合併や、投資ファンド大手コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)によるRJRナビスコの買収など大型案件を次々と手掛けた。(07:14) 【Nikkei Net 10月15日】

ビックディール、バーバリアン・アット・ザ・ゲート(邦題:野蛮な来訪者)、ワッサースタイン・ペレラ創業者、M&Aの魔術師・タイクーンで、投資銀行ラザードCEOを勤めていたブルース・ワッサースタイン氏が死去だそうです。
すごい昔からいる伝説の人、というイメージなんですが、実はまだ61歳だったらしく。
89年にファーストボストンの同僚ペレラ氏(ファーストボストン(現クレディスイス)>ワッサースタイン・ペレラ>モルガンスタンレー>現ペレラ・ワインバーグ)とM&Aブティック”ワッサースタイン・ペレラ”を創設したそうですが、とするとこれはまだ41歳の時。もっとも有名なのは89年のKKR(コールバーク・クラビス・ロバーツ)によるRJRナビスコへの260億ドルのLBOへの関与など。

まさに映画”ウオール街”の世界を体現したようなそのキャリアはすさまじい、の一言です。
ご冥福をお祈りいたします。
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by ttori | 2009-10-15 21:16 | News

引退

数学の天才で、HF業界の大物、HFのルネッサンスのジム・シモンズ先生が引退だそうです。

米ルネッサンスのサイモンズ氏、CEO職を年末退任の予定
ヘッジファンド運用会社、米ルネッサンス・テクノロジーズの創業者、ジェームズ・サイモンズ氏は、年末に最高経営責任者(CEO)職を退任する計画だ。 同社が8日、投資家向けに送付した書簡によると、現在共同社長を務めているボブ・マーサー、ピーター・ブラウン両氏が、2010年1月1日付で共同CEOに就く。サイモンズ氏(71)は非常勤の会長として同社にとどまるという。書簡のコピーをブルームバーグ・ニュースが入手した。 サイモンズ氏は書簡の中で、「当社とその前身の組織を31年にわたり率いてきた。後進にバトンを渡すべき時が来たことは間違いない」と述べた。同社の広報担当者は書簡の具体的な内容については認めたが、それ以上のコメントは避けた。 ヘッジファンド専門誌、アルファマガジンが発表した調査によると、サイモンズ氏の昨年の報酬は25億ドル(約2230億円)で、ジョン・ポールソン氏から「世界一高給取りのヘッジファンドマネジャー」の座を奪った。同氏は1982年にルネッサンスを立ち上げている。 書簡によると、サイモンズ氏は今後もルネッサンスの大口株主であり続けるという。事情に詳しい関係者の話では、サイモンズ氏は同社への出資を減らす計画はない。
10月8日(ブルームバーグ)

昨年の報酬が25億ドル!だそうです。
もちろん、リターンをそれだけ挙げたから+自身のファンドへの投資分だと思います。ルネッサンス、外部投資がすでにいないそうですし*。
*正確にはルネッサンス傘下のメダリオンです。外部投資家が入っているファンドもあります。

ちなみに昨年のHFマネージャーの報酬ランキングはこちら
1位 ジム・シモンズ(ルネッサンス:クオンツの最高峰ファンド):25億ドル
2位 ジョン・ポールソン(ポールソン:サブプラなどの空売りで大儲け):20億ドル
3位 ジョン・アーノルド(ケンタウルス・エナジー:元エンロンのトレーダーの34歳!):15億ドル

3位のアーノルド氏はまだ34歳!でエンロンの原油先物トレーダーとして名を成した人(神童と呼ばれていたそうです)だそうです。以下、ソロス、R・ダリオ(ブリッジウォーター)、B・コブナー(カクストン)、D・ショー(DEショー、超有名クオンツマネージャー)、S・ドラッケンミラー(デュークス:元ソロスファンド)、D・ハーディング(ウィントン)、A・ハワード(ブレバンハワード)、J・テーラー(FXコンセプツ:通貨の魔術師)と業界有名人が続きます。

しかし改めてみると額がちがいますねえ、、。
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by ttori | 2009-10-12 16:21 | News

人の振り見て、、、

世界各国で景気対策のため導入された自動車購入補助金ですが、アメリカで事務手続きが追いつかずに打ち切りになったら、日本でも同じ事態だそうです、、。

エコカー補助金「不発」のおそれ、交付実績たったの1割
「どうなっているんだ。納車から2カ月も経つのに、まだお客さんに振り込まれない」。首都圏のある自動車販売店社長は憤る。6月に始まったエコカー購入補助金。車齢13年超の廃車を伴う場合は25万円、そうでなくても10万円(軽自動車は各半額)がもらえるが、この制度に対する不満が噴出している。購入者への補助金交付が大幅に遅れているのだ。
(中略)
具体的な交付実績はこれまで公にされてこなかったが、センターは本誌の取材に対し、9月25日までの交付決定件数が18万6000台、金額にして199億円にとどまっていると明らかにした。当初予算3700億円に対する消化率は1割にも満たない。1台当たりの補助金額が多い13年超の廃車を伴う申請は全体の15%しかなく、これも交付金総額が増えない一因ではある。ただ最大の理由は、未処理の申請書がセンターに52万台分も積み上がっている点にある。「処理が遅いというおしかりは承知している。当初は到着順に審査していたが、問題ない書類は先に通すよう処理方法を変更した。要員も1・5倍に増やした」と説明するセンターは、想像以上にずさんな申請書類が大量に届いているとも言う。「振込口座の記入に不備がある書類が全体の1割もある。エコカーの対象にならない車を購入したのに申請したり、中には白紙のまま送ってくるケースまである」(センター)。準備不足と意思疎通の目詰まりが露呈している形だ。
(東洋経済Webより)

まあ、どこも(たぶん)ドイツの成功をみて現場のことを考えずに導入した結果、だと思えばわかりやすいかもしれません。でもまあ、それなりに効果があったようなので、細かいことには目をつぶってもいい気がしますが。
しかし、緊急事態はわかりますが、K大臣の暴走といい、みんな好き勝手いろいろやって足元めちゃくちゃになってる気がするのは私だけでしょうか。どっかに書いてありましたが、BIS規制を撤廃させる(!)とか、今度IPOをする大手生保のそのキャッシュアウト効果(既存契約者にかなりの現金キャッシュアウトされる)に着目して、生保相互会社の上場を促進させるとか。

民主党政権も慣れてない、という見方もできますし、既存のやり方をぶち壊すのも必要だとおもいますが、K大臣にかき回されて、地に足がついた仕事ぶりが見えないと思うのは私だけでしょうか、、、。
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by ttori | 2009-10-11 07:43 | News

たいふう

嵐が近づくと、「あらしだ♪あらしだ♪」とうれしくなる私はあほですか、そうですか。
<あほ

今回の台風は中心気圧が940ヘクトパスカルだそうで。
wikiによると、940ヘクトパスカルというのは記録上第5位の低さだそうです。
ちなみに順位は
1 第2室戸台風(昭和36年台風第18号) 925hPa 1961年9月16日
2 伊勢湾台風(昭和34年台風第15号) 929hPa 1959年9月26日
3 平成5年台風第13号 930hPa 1993年9月3日
4 ルース台風(昭和26年台風第15号) 935hPa 1951年10月14日
5 平成3年台風第19号 940hPa 1991年9月27日
となってます。

この中でもっとも記憶に残っている(というか生まれてからは3位の平成5年台風と5位の平成3年台風19号だけですが)のは平成3年の台風19号です。

このとき、風速60メートルというすさまじい暴風が吹き、実家の近くの海岸線の堤防が破壊され、電柱が軒並みなぎ倒された記憶があります。

そのため、しばらく停電して、実家で水も出ず、ローソクでしばらく生活していた記憶があります。電気が使えないため、母がガスコンロでご飯を炊いていた記憶が。

この台風19号、日本列島を縦断して、広島の宮島・厳島神社がぶっ壊れたり、青森でりんごが軒並みなぎ倒されて、木から落ちなかったりんごが「落ちないりんご」という名目で受験生に売られていた記憶がありますが、、。

なにはともあれ、皆様、災害にはお気をつけを。
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by ttori | 2009-10-07 22:12 | News

中川元財務相訃報

第一報を聞いたときはすなおに驚きました。

このかた、個人的には結構好きだったんですが。
特に面識はありませんが、映像を見ている限りでは、特にぎらぎらした政界にあって、育ちのよさそうな、温厚そうなその容貌は「ああこの人、根がやさしい人だから酒を飲まずにはやってられないんだろうな」と思っていました。

彼の父君の一郎氏も若くして不可解な死を遂げています。
なんだかその死を聞いて、ケネディ一族を思い出したのは私だけでしょうか。

故人のご冥福をお祈りいたします。
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by ttori | 2009-10-05 21:06 | News

ひとこと。

有名なきっこのブログで取り上げられていたので、ちょっと思うこと*を。
*あ、あくまでこれば私の独り言です。

実は私の実家はこの原発建設計画がある上関・祝島の隣町になります。
私の父親は少し前に会社を定年退職後、ここいらで船を買って釣りを趣味にしてます。

個人的には原子力発電は必要かどうかはわかりません。
全ての電力を水力発電にしろとか、風力発電にできればそれに越したことはないと思います。が、(一応)営利企業が様々な条件(国の政策やコスト、将来予測)を勘案した上で、それでも原子力がもっともリーズナブルだというのであれば、それを使うことに反対することは現状難しい(完成されきった技術などない、という意味で)と思います。

ただ、その原子力発電所を自分の実家の目と鼻の先に建設する、というのはまた話が違います。
もちろん、どこかに原子力発電所を作らざるえないのもわかりますが。(ちなみに私の実家のある市には建設されて20年もたっていない大規模火力発電所もあります。中国電力の設備計画はまだきちんと調べられていません。、、、まさか右肩上がりの電力需要をつくってるとも思えませんが、、)

ネットで原子力発電の立地条件をググルと、
・広い敷地を確保できること。
・海岸または大規模河川沿いに位置することにより大量の冷却水を確保できること。
・事故の誘因となる可能性のある地震を考慮し、堅固な岩盤を有すること。
等が必要であり、東京や大阪など我が国の大都市周辺では上記の条件を完全に備えているところがなく、とりわけ大都市は河川の堆積平野に位置するため、堅固な岩盤を確保することが難しく、立地は極めて困難なのが実状です。
と書いてあります。

上記条件で、まず「広大な立地」は当てはまりません。上関は急峻な崖を後背とした猫の額みたいな土地ですし。岩盤が固いかどうかはしりませんが、海水が取水することができる、というのであれば、日本の海岸線どこでも当てはまりそうです。

結局多くの立地候補の中で、「人口が少なく、建設しやすそうな」場所を選んでます、といわれても別に違和感はありません(ちなみにこの祝島のあたりは超過疎地です。うちの近くの町は”日本一過疎の進んだ町”というありがたくない称号をいただいています from 日経新聞とかの大メディア)。日本の国策上、人口密集地近くに建設することは安全保障上ないでしょう(ちなみに安全保障上、という意味では、この上関の近くに米軍海兵隊と海上自衛隊の岩国航空基地がありますが、、、)。また、首都圏など広大な土地を購入して発電所を作ることはコスト上考えられないでしょう。個人として、今の社会が必ずしもコストとベネフィットを平等に割り振っているとは思っていません。そうしたことを勘案してもなお、辺鄙な場所に原子力発電所を建設し、その地元で切り捨てられる側の少数の生活を(成熟した民主国家日本で)無理やり押しつぶしていいとは思いません。
*そもそも反対している人たちの主な理由が漁という生活手段を奪われる、という経済面が大きいような気がします。それならば話し合いと個別保証でなんとでもなると思うんだけど、どうなんでしょうか。

今問題になっている八ッ場ダムでも、各地で反対運動が起こっているハコモノでも基本が全体主義で少数を切り捨ててきた、そのツケだと思います(あ、もちろんその手続きとか、利権問題とか無駄な税金とかもっと大きな問題がありますが。この際土木の巨大利権はまとめて切らないと国が立ち行かなくなると思いますが、どうでしょうか)。
何より、広島の原爆の記憶を持っている祝島の住人に対して、きちんとした説明をおこなってきたのか、単に計画遂行を最優先に時間を区切って法の範囲内でやっているとは思いますが、ことこうしたことは法の話ではない、と思います。もちろん営利企業ですから、コストとこの先の利益を天秤にかけて、時間を区切って遂行しなければならないことはわかります。ですが、もう少しやりようは無かったのか、ただ環境破壊という話だけでなく、この国の公共政策はなんなのか、

そしてなにより、生まれ育った実家の目と鼻の先の話なのに、これまでまるで地元の現状を知らず他人事のような捕らえ方をしていた自分に愕然としています。

【追記】いろいろ追ってみます。つじあやの「わすれないで」
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by ttori | 2009-10-03 22:29 | プライベート

SKA Para!

いや、なにがあるわけではないんですが、、、
TV見ていたら使われてたので、、、。

東京スカパラダイスオーケストラ / DOWN BEAT STOMP
もひとつ
東京スカパラダイスオーケストラ / TONGUES OF FIRE
<曲の最初のはいりがかっこいいです。

カッコイイ大人の男の曲です。
いや、Tokyo Ska paradise Orchestraも天才だとおもってますので。<あほ

というわけで、ご機嫌な曲を聴きながら読んでいた本。

f0005681_2303731.jpgエンツォ・フェラーリ 跳ね馬の肖像
ブロック・イェイツ/〔著〕 桜井淑敏/訳
ブックオフで見つけて買いました。この手の本は基本的に偉人を賛美する本が多いのですが、これはかなり冷静な目でエンツォ・フェラーリの生涯を描いています。
何よりびっくりするのが、 ”カヴァリーノ・ランパンテ”、赤い跳ね馬のフェラーリというと優美でかっこいいスポーツカーというイメージですが、その歴史はレーサーの赤い血で彩られた、カナリおどろおどろしい物語だということ。かつてのレーサーは大金持ちの余興という色彩が濃かった上、多くのレースが公道を使ったもので、多くのケースで観客を巻き込み、レーサーごと死んでしまう大事故が多発している(時には100人近く死んでます)ことが淡々と描かれています。
そして、フェラーリの事業面での話も多く、基本的にレースカーをデチューン(性能を落とす)したスポーツカーをそのレースの活躍を梃子にヨーロッパやアメリカの大金持ちに売っていく、フェラーリの事業面の話も詳しく書かれています。

しかしながら、多くの話が偉大なヌヴォラーリを初めモスやファンジオなどレーサーの話中心。アルファロメオのレース部門としてスタートしたスクーデリア・フェラーリが第二次世界大戦を潜り抜け、マセラッティやアルファロメオ、ベンツを初めとするライバルとの競争を繰り返す、一事業人としての姿が描かれてます。(しかし全然関係ないけど、この本を読んでも第二次世界大戦のイタリア軍、ヘタレだったんだな、と。本では「表面上協力しながら、裏ではその日楽しく過ごせればいいイタリア人」「忘れっぽい性分」とか書かれてますけど、、、)

とはいっても、この本は決してフェラーリを賛美するわけでもなく、マラネロから動かない頑固で時代遅れで、女好きなイタリア男の一生涯を追った面白い本でした。
ただ惜しむらくはとっても読みづらい、、、。イタリア人の人の名前って覚えづらいのに、ぼこぼこいろんな人がでてくるので途中で「えーーっと、こいつ誰だっけ?」と行きつ戻りつしながら読みました。

カーファンの人は世界のフェラーリの人間くさい面が読めて、ぐっとフェラーリが身近に、、、ならないか、、。<あほ
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by ttori | 2009-10-01 22:15 | 本 / CD / TV



小さな窓から見上げると曇り空でも、外に出ると意外と晴れてるもんだ。
by ttori

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