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物欲

シルバーウイーク真っ最中の火曜日、某アパレル系会社に勤めている親戚の方のお招き(?)でその会社の社員・家族向け特売会に私とヨメの母、ヨメ、子供の4名で参加。
場所は武道館横の科学技術館のホール。

びっくりしたのはその値段。
5万以上するジャケットが3,000円ぽっきりとか。
1万以上するシャツが1,000円とか。
10万以上するコートが2万円とか。
数万するバッグが6,000円とか。

、、、このブランド、ちょくちょく買い物をしていたので、なんだか定価で買うのが馬鹿らしくなってきますが。
それよりも何よりもそこにきていた方々の元気なこと。

入り口でゴミ袋大のビニール袋を渡されるのですが、すさまじい人ごみのなか、ほとんどの方がビニール袋いっぱいに商品を抱えて押し合いへしあいしてました。
しかも5つ以上あるホールにすし詰めにおかれていた商品が、一時間もしないうちに目に見えて減っていくし(商品がなくなると什器をかたずけてましたし。ホール内の買占め禁止です!というアナウンスが笑えましたが)。親戚は店員として靴売り場におりましたが、戦場と化していて、声をかけられる雰囲気でもなく。
ヨメは参戦しておりましたが、私は雰囲気で疲れて、ゲットした商品の袋(ヨメのものと、その親戚が取りおいていてくれた子供服)と子供と端のほうに座り込んでました。

で、唯一私が自分用に買った商品。帽子二つ、〆て4,000円ナリ。
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by ttori | 2009-09-26 11:00 | プライベート

ザ・パニック

f0005681_22245696.jpgザ・パニック
ロバート・ブルナー,ジョン・カー(著), 雨宮 寛,今井 章子(翻訳)

本書は前半で1907年のリセッションを取り上げ、その歴史を振り返り、後半でそのリセッションの研究の紹介と今のサブプライム危機から始まったリセッションについての研究をしています。

1907年のリセッションですが、この時代の特徴は二つ。金本位制とアメリカの中央銀行が存在しなかった、という点です。
1907年のリセッションは、サンフランシスコで起こった大地震による経済の減速がはじまりとされています。大地震によって経済が減速、そして大手銅会社のユナイテッド・カッパー社の株買占め投機失敗に絡んで、この投機を主導したオットー・ハインツ達とその投機のファイナンスを行ったNYの老舗ニッカーボッカー信託(この当時の信託は預金も扱える、日本の信託銀行とほぼ同じ機能をもっていた)の取り付け騒ぎと破綻、ニッカーボッカー信託の社長が取締役を勤めていたアメリカ信託の取り付け騒ぎについて詳細が描かれています。その後、取り付け騒ぎに伴ってマネー流動性が低下、マネーの流動性が低下したことにより株が暴落、証券取引所の閉鎖の危機、TC&I(テネシー石炭鉄鋼会社。チルドレンなんとかではないです:笑)株を大量保有していたムーア・シュレイ商会の危機と、TCIを救済買収するUSスチール。そうした動きの中心にJPモルガン商会のJPモルガン氏などが活躍する姿が描かれています。

当時中央銀行が存在しなかったため、ウォールストリートの中心人物としてJPモルガン商会のJPモルガン氏がその仲間達(ナショナルシティ銀行(現シティ銀)のスティルマン氏やバンカース信託(トラスト)のストロング氏)と対応に当たる姿が描かれています。中央銀行のない当時のクリアリングシステムについての記述や、金本位制におけるマネーの動き(実際にロンドンなどから金が運ばれている)の詳細が面白い。

また、後半はこの金融危機の研究について紹介が行われています。金融は様々なレイヤー(階層)に別れ、複雑に絡み合い、一つの危機が他に連鎖する、等。当時のJPモルガンもニッカーボッカー信託やアメリカ信託はその財務の悪さから”倒産せざるえない”と考えていたようですが、他への波及することを恐れ、信託会社の社長達をまとめて救済に当たらせます。まさに今のNY連銀の働きをJPモルガン氏が担っていた姿がわかります。しかし結果ユナイテッドカッパー投機の失敗が最終的にまったく関係ないムーアシュレイ商会を破綻させ、さらに1907年でもNYの流動性危機がエジプト・ハンブルグ・チリ・ジェノバ等々に波及しておこりったりと、複雑に絡み合い相互に関係しあう金融ネットワークの波及・フィードバック効果はすさまじいという認識をもちます。

後半に書かれていますが、金融には情報の非対称性が存在します。例えば預金者と銀行には情報の非対称性が必ず存在し、その非対称性ゆえに理不尽で感情的な取り付け騒ぎが起こるとの研究を紹介しています。本書で指摘されていますが、JPモルガン氏はそれを直感的に理解していたようで、取り付け騒ぎについて、預金者に聖職者やマスコミを使って冷静になるよう訴えています。

最後のほうに書かれていますが、個人的には現代のサブプライム問題でも多くの問題がその情報の非対称性に求められてると考えています。サブプライムの借り手、ローンブローカー、レンダー、証券化商品組成業者、そしてトランチングしたシニア債保有者、、。各レイヤーで情報の非対称性があり、だからこそ各層でそのリスクリターン分布において超過リターンが必要となります。ところが現代ではその非対称性を十分認識せず、ただ超過リターンのみを得ようとして、つまずいたのが先の金融危機だと思っています。

本文はかなり短く、参考の部分がかなり多いですが、読みやすく、なかなか面白い。現代の金融危機はJKガルブレイス先生の1929年の金融危機と対比されることが多いですが、それと比しても興味深い本だと思います。
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by ttori | 2009-09-22 22:12 | 本 / CD / TV

連休につき

JALが輝いていたとき。

米米クラブ 浪漫飛行*

’90年というと中学校か?修学旅行とかのバスで歌ってた記憶が、、、。

*いや、今TVで米米クラブが出てたもんで、、、。JALはどこへ飛んでいくのかなあ、と。
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by ttori | 2009-09-21 20:51 | プライベート

かめい金融相

というかびっくりです。

ヘッドラインが流れた瞬間愕然とした&のけぞってしまった金融機関の方も多いと思います。

ちなみにこんな話題もありまして。
緊急金融安定化対策について
平成20年10月17日 国民新党
1 時価会計の無期限停止
2 自己資本比率の撤廃
3 ペイオフ制度の適用停止
4 公的資金による資本注入
5 大阪証券取引所における「日経225先物取引」の廃止

、、、日経225先物廃止だそうです、ええ。
このあとの就任記者会見で財務省の藤井大臣(円高オッケーとかいって、夕方円が1円近く跳ね飛んでましたけど)とともに何をしゃべるか大注目です。

まあ郵貯簡保の印象が強いですが、かつて株の仕手戦で暗躍し、イトマン事件で有罪となった許永中被告を弟と呼んでたり、実際現金授受を認めたりと、なにかと暗い話題が多い方です。

こんな大臣に検査される金融機関、大変だなあ、、、。(涙)

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火曜日、友人弁護士の突然のお誘いで、飲み。
NYのHF運用の方、某証券の役員、PEファンドの方、あとはいつものHFセールス、元M&Aバンカー、弁護士の友人。
普段聞けないHFの内実、今回の選挙の影響について、就職事情。同じ世代のかたのいろいろな話が聞けておもしろかったです。
また飲みましょう!

【追記】Puddle Of Mudd - BlurryACE COMBAT5 the unsung war(一つ前のACE)のトレーラーにでてた曲。”もう一番機は落とさせはしない!”ってのがかっこいいです。
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by ttori | 2009-09-16 20:35 | News

身近な例

今週はほとんど何もおこりそうに無いですなあ。<あほ

f0005681_16581624.jpg黒の株券 ペテン師に占領されるウォール街
デビッド・アインホーン (著), ジョエル・グリーンブラット (著), 塩野未佳 (監修)

この本、なんだかあんまり知らない方がウケを狙ったタイトル、という印象をもちますが。
この本の大部分はアメリカHFのグリーンライトキャピタルのデビット・アイホーン氏が、アライドキャピタル(USティッカー:ALD:昨日段階で3.3ドルまで下がってます)という会社の会計に疑問を持ち、空売りをしてその会計粉飾を告発した本となります。かなり冗長で事細かに書かれていますが、普段あまり聞かない中小企業の制度がたくさん出てきて勉強になります。

さて件のアライドですが、BDC(ビジネス・デベロップメント・カンパニー)という制度のもとでの会社です。この制度を利用した投資会社は、日本でいえば中小企業に投融資するノンバンクだと思っていただければわかりやすいと思います。で、アイホーン氏はこのアライドのずさんな投融資、とくにアライドの投融資ポートフォリオの大部分を占めるBLX(ビジネス・ローン・エクスプレス)という会社がアメリカの中小企業庁SBAや農業省の融資保証制度を悪用し、ずさんな投融資を繰り返していることを事細かに報告しています。ローン審査などほとんど行わず(経験者もおらず)、例えばたんなる掘っ立て小屋に対してガソリンスタンドとしてローンをつけ、直後に焦げ付いたといった様々な実例を数多く公表しています。BLXのセールスマンはただひたすらローンの件数だけを目標にして乱脈融資を繰り返し、さらに破綻した先の投融資を簿価のまま評価したり、アライドは会計原則を勝手に曲げて、それを”白書”としてどうどうと公表したり、BLXが焦げ付いたローンをアライドに飛ばしたりして粉飾を行っている事を指摘しています。そしてこの質の悪いローンをSBAの保証してもらって証券化した上でウオール街に売りさばき、アップフロントで収益を計上し数値を嵩上げしたりしています(このあたり、サブプライムのビジネス版だともいえますが)。その上、アライドはその粉飾した数値を使い、PO(公募増資)を繰り返して現金を手に入れ、その大部分をBLXに注入して現金を燃やしている、とアイホーン氏は指摘してます。

アメリカの監督官庁は何をしていたのかという話もあり、本書ではアイホーン氏はSECやSBAを始め各所の政府に様々な資料を提供して調査を行うよう促している姿が描かれています。しかしびっくりするのはアライドが政府への大口献金先であったためSECを初め多くの政府関係者が”くさいものには蓋”とばかりに積極的に動こうとしない点(この点はマドフ事件でマドフ氏が著名人で政府にコネがあったために事件が発覚が遅れた点が思い出されます)やSBAの審査能力のなさ・業者寄りの姿勢、責任感のないお役所仕事。さらにアライドはウォールストリート各社に揺さぶりをかけ、さらにきちんとリサーチもせず、バイレーティングを行うアナリストやアライド寄りの発言を繰り返していたSEC職員がアライドの顧問弁護士になったりといった姿が描かれています。
もちろん、この話はアイホーンが書いていますから、ある程度のバイアスはかかっていると思います。ただ登場人物の多くの人が指摘するのが「空売り屋があること無いこと言い立てて会社の悪評を立てて株価を下げ、濡れ手に粟のぼろ儲けを企てているのではないか?」という視線。粉飾決算よりも空売りの方が罪が重いとでも言いたげです。これは政府関係者だけでなく、ウォールストリートジャーナルといった一流紙の記者やハーバード大の有名教授も同じ態度なのにはびっくりします。

この件はいまだ続いているようで結論はでないまま終わっています。

さてこのような話、どっかで聞いたことありますよね。
そう、東京の新銀行東京です。
審査をないがしろにして、ひたすら件数だけを追い求めてローンを出し、大きな焦げ付きを作って突き当たってしまっていますが、大口スポンサー(都民の税金)の資本注入を続けている上、金融庁も検査には及び腰です。

洋の東西を問わず、ほんとうの詐欺師はきちんとしたスーツをきて、まじめな口調で話すイイヤツだということかなあ、という感じです。

More 休み中。
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by ttori | 2009-09-12 16:34 | 本 / CD / TV

シティの生い立ち

f0005681_16475139.jpgザ・シティ 金融大冒険物語
浜 矩子 (著)

というわけで(どういうわけだ)休み中です。で休み前に山ほど本を買ったのですが、順次読んで面白かった本の紹介を*。
*え?”ブラックスワン”はどうしたかって?、、いやー、だいぶ読んだんですが、、個人的にあんまり面白くなくて、、。

というわけで一冊目は”ザ・シティ 金融大冒険物語”。雑誌エコノミストの同名連載を加筆編集したものです。
ロンドン・シティの金融街しての変遷を19世紀初頭の南海泡沫騒動から現代までおっかけています。キーワードは”海賊魂”。マーチャントバンクの生い立ちから、貴族化し株式会社銀行や産業資本に駆逐されるまでや、その国際性から二回の世界大戦での立ち位置の難しさ。そしてニューヨーク勢に圧倒され始めた第二次世界大戦後の体制。それでも”ユーロドル市場”でしたたかに生き延び、その後ユーロユーロ市場でも世界最大の金融市場にのし上がったロンドン。でも筆者は今のロンドンをかつての海賊魂を忘れた、「単なる金融テクニシャン」の町になってしまったと指摘します。

多くの識者が「魂を忘れた金融技術の暴走」をサブプライム問題以降の根源としている気がします。しかしどっちかというと資本の流動性が増し、金融マーケットが産業資本の数倍になり、資本が貴重品でなくなった事が原因ではないかと思います。それは投資信託に代表される、金融資本の蓄積と投資の広がりと社会の成熟化が原因であり、そうそう簡単に解決されないのではないかと思います。
まあ本の内容としては日曜日とか昼にビール飲みながら重くもなくさらっと読める、まさに”読書”の秋の一冊かな。

というわけで続いて「黒の株券  ペテン師に占領されるウォール街 デービット・アイホーン」とか「ザ・パニック ロバート・ブルナー、ジョン・カー」を読んでます。**
**あ、別に仕事以外の本も読みますが、基本的に仕事がらみの本紹介、という趣旨で。
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by ttori | 2009-09-09 16:38 | 本 / CD / TV

平均余命

日本人は平均寿命が長い、といわれます。
日本の食生活が原因とか、いろいろ言われてますが、小さい子を持つ親としてそれってホント?と思ったので調べてみました。

厚生労働省発表”平成20年簡易生命表の概況について
  ~男の平均寿命は79.29年、女の平均寿命は86.05年~”


で。

”1 平成20年簡易生命表の目的
平成20年簡易生命表は、平成20年における我が国の死亡状況が今後変化しないと仮定したときに、各年齢の者が1年以内に死亡する確率や平均してあと何年生きられるかという期待値などを死亡率や平均余命などの指標(生命関数)によって表すことを目的としています。”
とのことです。

そもそも一般に言われる平均寿命は、その年に生まれた子が現在と同じ死亡状況が変わらないと仮定したらどれだけ生きられるか、ということを試算したもので、今生きている人がどれだけ生きるかということではありません。(とすると国ごとの平均寿命の計算が違いそうで、日本が世界一の長寿国、ってのもすこし?なんですけど)
個人的には”このまま右肩上がりで平均寿命が延びたら、男女とも100歳超えるとか、、”とアホな想像してましたが。今の長寿の方の状況を見ていると、110歳程度でそもそも人体として老衰などによる死去の確率が高くなるように見受けられるので、多分そろそろこの平均寿命って頭打ちになるんではないかなあ、と。
もちろん人の死因は病気だけではありませんから、平均的にこれだけ生きられるかわかりませんが。

そして、もっともこの計算で肝になるのは、”死亡状況が今後変化しない”という仮定でしょうか。第二次世界大戦後、大きな戦争も無く、右肩上がりの経済成長を成し遂げ国民皆保険がほぼ完備しているわが国が、同じような状況を今後100年続けられるかというと?だと思います。今後昨今の経済状況や行政のミス、医療体制の不備で平均寿命が縮んでしまうことも考えられます。この平均寿命は年金の基礎計算の基礎となるのでこの数値は実は侮れないんですけど。

、、、まさか景気後退で平均寿命短縮>予想年金債務の圧縮>財政問題解決!、、、ってないよな。
そもそも景気後退したら税収が減ってしまうし、、。

しかし、日本人が寿命が長いのは(もちろん日本食が影響している部分もあると思いますが)多くは制度上に支えられた、架空の数字ともいえなくもないなあ、と思う私はひねくれてますか、そうですか*。

ちなみに今2歳の私の娘はこの数字を信じれば、うまくすれば西暦2100年くらいまで生きていることになります。
2100年というと、やっぱりワープが開発されていて宇宙人と交流があって、コロニーが地球衛星を回って**、フォースを感じたりしているんでしょうか、、。<あほ

*ちなみに個人的には私は長生きしそうにないなあ、とも思ってますけど、、、。
**宇宙世紀0079年ってこの頃くらいでしたっけ??
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by ttori | 2009-09-03 21:04 | News

でりばてぃぶの話題

商品デリバティブに関する警告は「一部の問題ある取引」だけが対象=中国政府筋
中国政府筋は1日、国務院国有資産監督管理委員会(SASAC)が商品関連デリバティブ契約に関する警告を出したと伝えられていることについて、一部の疑問のある契約だけを対象とするもので、デリバティブ取引全体に対する警告ではない、と明らかにした。
 29日発行の雑誌「財経」は、匿名の業界筋の話として、SASACが外国銀行6行に対し、中国国有企業が商品関連デリバティブ契約を履行しない権利を留保していると伝えたとする記事を掲載した。匿名の政府当局者はロイターに対し、「この措置は事業や企業を包括的に対象とするものではない。一部の疑問のある、すでに結ばれている契約を主な対象としている。特に、情報開示が不十分である可能性のある契約や、詳細をめぐって当事者の意見が対立している契約が対象だ」と語った。
[北京 1日 ロイター]

この報道によって、アメリカのコモディティの一部(金とか)が急落したとか。
かつてイギリスの自治体がデリバティブで大損して、裁判所にかけ込み、「このデリバティブは無効」という判決が出て大騒ぎになったこともありました。まあ、ヘッドライン(中国国有企業、相対デリバティブ取引を一方的に解除も=経済誌)だけ見たら、それは大騒ぎになりますわな。

ここ直近、中国のCiticパシフィックといった巨大企業が為替ヘッジなどの失敗(というか、ヘッジ担当部署が暴走して相場を張っていた)で大損してましたので、こういう動きも予想はされましたが。ただ報道を追ってみると、そもそもデリバティブを許されていない企業が勝手にデリバティブを使って相場を張っていることに対して警告を発する意味ももっているようです(原油ヘッジなどで大損している国有航空会社*への救済、という意味もあるという報道もありますが)。
一部で「プレイヤーは中国相手だとこういうこともあるという認識はもっているはず」という発言をしている方も報道されていました。ちなみに中国では、先物取引を行う口座は金さえ入れれば匿名やニックネーム(<!)でも口座を開設できる**そうで。(で、規制を強化する動きがでているようです)

商品デリバティブの話題で言うと、アメリカではETFなど、投資資金がコモディティ市場に投資するのを規制しようとする動きが出てきており、直近ではドイツ銀が組成していたコモディティ原油ETF(レバレッジ付きの商品のようでしたが、、)が投資規制で資金を投資できず、解散するという動きも伝えられています。

投資ではヘッジャーとスペキュレーターがいないと成立しない、といわれますが、そのバランスが大切だと思います。特に金融市場が通常の経済規模を遙に上回る規模まで拡大した現代では、商品など通常の製品に直接影響を与えてしまう市場ではある程度の規制は必要ではないか、とも思います。***

ただ、直近全てのOTCデリバティブを取引所などでレコードさせて、チェックするとか、政府の介入が目立ってきています。何事もバランスが大切だと思いますが、一度大きく振れた針は、また逆へ大きく振れるのでしょうか。

*ここのところ原油(とその派生商品のジェット燃料とかガソリンとか。ジェット燃料もガソリンも先物が上場されていて、スワップなど多くの商品が取引されています。ちなみに最近石炭先物がICEに上場されています。)が乱高下しましたので大怪我をしている人が続出だそうで。そういえば某国のJなんとかという親方日の丸航空も派手にやられてましたね、、、。
**こんなの思いっきりマネーロンダリングに使われそうですね、、。というか使われていると思います。ええ。
***もちろん、金のように蓄財の一手段としての目的が多いコモディティは少し違うとは思います。ちなみに直近金ETF(SPDRゴールド・シェアーズ)はスイスを抜いて世界の金保有機関トップ5に入ってきているそうで。日本の金ETFの多くが金価格に連動した仕組債を内包したつくりになってますが、アメリカのETFは本物の金を裏づけとして組成されていて、(たしか)HSBC・NYの地下金庫に金が実物として保管されています。そして請求したら金を引き出すことができます。実際保管コストが高い!として某HFは金を引き出して自分で金庫にしまっているとか、、、。まあこのETF、考えようによってはある種金本位制の通貨みたいなもんだともいえますけど。

【業務連絡】来週一週間お休みいただき、家族と実家+旅行に行ってまいります。
何も起こらないことを祈る。
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by ttori | 2009-09-02 22:25 | Market(マーケット事件簿)



小さな窓から見上げると曇り空でも、外に出ると意外と晴れてるもんだ。
by ttori

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