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SWF

決してプロレス団体ではありません。

米シティ、8000億円出資受け入れ・アブダビ投資庁から
(ニュース発表:11月27日、日本時間11時20分ごろ)

中国政府系ファンド、日本株に投資へ
(ニュース発表:11月26日、日本時間昼ごろ)

ドバイの投資会社、ソニー株取得
(ニュース発表:11月26日、日本時間昼ごろ)

本日の日経のチャート
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、、、できれば場中とか、昼とかにニュースを出すのはやめてください(涙)。
後場入り口が前場引値から500円も上ってどうなのよ、、、。
そもそも、シティの増資のニュースだって、ニューヨークもアブダビもロンドンも真夜中の時間でしょうに、、、。
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by ttori | 2007-11-27 21:20 | News

ロックフェラー家

f0005681_17373460.jpgロックフェラー回顧録
デイヴィッド・ロックフェラー (著), 楡井 浩一 (翻訳)

オビは「”米国最強”の一族、莫大な資産、政界との関係、寄付基金・・・その全てが初めてここに明かされる、富と力の全記録」。

ロックフェラー家の3代目で五男のデヴィッド・ロックフェラー・元チェースマンハッタン銀行CEOの自叙伝。スタンダードオイルの創設者で大富豪のジョン・D・ロックフェラー・シニア氏(こちらはタイタン ~ロックフェラー帝国を創った男~ ロン・チャーナウ著が詳しい)、NYのロックフェラーセンターを造った2代目ジョン・D・ロックフェラー・ジュニア氏、そしてその子供の世代である、長男ジョン、アメリカ副大統領まで勤めたネルソン、ローランス、ウインスロップの兄弟のそれぞれのことが内部者からの視点として赤裸々に描かれています。

もちろん、これはあくまでデイヴィッド・ロックフェラー氏の視点から書かれているので、多少は割り引いて読む必要はあると思いますが、それでも、ロックフェラー兄弟間のせめぎあい、仲たがいまで詳細に書かれており、大富豪の兄弟が何を考え、何を望んで生涯を送ったのか(ネルソン・ロックフェラー氏の権力へのあくなき闘争心など)なかなか興味深い資料と思います。
そして何より、チェース銀行トップとして世界中を飛び周り、ビジネスを進めていったデイヴッド氏、スケールの大きな銀行トップ外交とはこういうものだという姿が書かれています。
他には民間外交の裏側や、アメリカ国務大臣のキッシンジャー氏との共同で中東外交に奔走したり、イランのシャー(国王)の受け入れに奔走したりする姿が描かれ、そうした話も興味深い。また、チェースが不動産不況で大打撃をこうむり大きな痛手を受け、トップとしてその対策に奔走する姿や、ロックフェラー財団やロックフェラーセンターの経営について、さらにファミリービジネス(RBF等)の内容についての詳しく書かれており、陰謀説でよく出てくるビルダーパークについてさらっと書かれてたりして、よく読むとなかなかおもしろい本です。

もちろん、彼の生まれ育ちのよさに裏打ちされたことや、「これを成し遂げた、私はすごかった」的な話が多いですが、それでもアメリカのトップエリートが何を考えて行動していたか、例え彼らとてベトナム戦争やその世代世代の様々な思想に左右されている姿を見るにつけ、人はどこまで行っても同じだと思わせます。特にオビの裏に書かれた文が印象的で、そこには”石油で巨万の富を築いた祖父、ロックフェラーセンターを建てた父、副大統領で夢絶たれた兄、資本主義に反発する子供たち”で、内容を端的に表している、と。

一般にロックフェラー家とかいうと、すぐに陰謀説がでたり、よく調べもせずにすぐに「裏で○○が動いていて~、、」とかと言う人がいますが、きちんと調べる事によって多くの部分がクリアになると考えています。わざわざオビを上に全部書いたのは、どうも日本人、ロックフェラー=うさんくさいという印象から逃れられないのかな、と。(笑)
なにより個人的には、ロックフェラー家とて、いちアメリカ市民以上でない、というのが個人的な感想です。

すごく長い本ですが(笑)、陰謀説を言う前に読んで欲しい本です(笑)。
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by ttori | 2007-11-25 17:29 | 本 / CD / TV

10年一昔。

昨日、マーケットで出回っていたのは、今から10年前の1997年11月22日の日経新聞夕刊で、見出しは「山一證券 自主廃業へ」でした。
この日、日経新聞(都内一部地域は朝刊)が一面ですっぱ抜いた記事だったようです。

個人的にはこの頃の思い出といえば私は大学生で、超就職氷河期で就職活動をどうしよう、と考えていた時期。またこの後、知人の中には就職内定先が内定式までやったあとに倒産(某リース会社で、そのときには、「世間でいろいろ言われているが、君達は大丈夫だから安心しろ」と言われたらしい)してしまい、再び就職活動を余儀なくされた人や、入社直後で会社が倒産した人もいました。いまさらながら、あの頃会って今は影も形もなくなった会社の人達は今は何をしているのだろうか、と思わずにはいられません。
【追記】幸か不幸かこういう時期に会社に入った私達世代は「会社に対する忠誠心が薄い」とか「自分のキャリアアップに貪欲」とかいわれます。ただ、こうしたことをおっしゃる上の方に考慮していただきたいのは、不幸な時代に社会に自分で、ある程度狭き門をこじ開けて会社に入り、その後もリストラや会社倒産を身近に感じ、自らがそれに巻き込まれてきた私達はそう考えざるえなかった、というのは自己中心的な考え方ですか、そうですか。

そういう時期ながら私は、幸運なことに金融機関から何個か内定をいただきましたが、同じく内定をもらった人達が内定先の金融機関ではなく、他の大手メーカーやまったく別の道を選択した人も多かった思い出があります。新卒採用人数は証券業界だけだと全部あわせても今のメガバンク一行にも及ばなかったと思います。(そのために今多くの金融機関で人事上の大きなゆがみが出てますけど、、)

また、もちろんこのニュースは大きいと思ったんですが、個人的に興味を引いたのは、他の一面記事で、内容は
・首相の行革停滞懸念(橋本首相時代)
・防衛庁、”省”昇格見送り
・朝鮮半島四ヶ国協議(米国・北朝鮮・韓国・中国)
でした。

10年一昔、とはいいますが、他の報道内容は10年たっても実質マッタク変わってないなあ、と。

まさに浅田次郎さんの言葉ではありませんが、
”技術は進歩したが、社会制度は変遷しているだけでは?”としみじみ思ったのは私だけですが、そうですか。

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【追記】Asian Kung-fu Generationのアフターダークが心にしみるのは、私が疲れているからですか、そうですか。>歌は世につれ世は歌につれ・・・みたいな。師匠、今度これで一曲♪お願いしますm(_ _)m。

ついでに最近心が乾いていたので、
山のむこうは青い海だった
今江 祥智 (著), 長 新太 (著)
を読み返しました。
戦後の復興期に子供達が明るく生きている姿が生き生きと描かれていて、読んでいると元気が出てきます。すぐ赤くなるのでピンクちゃんと呼ばれていた主人公が田舎に一人旅を決行し、いろいろなことに巻き込まれながら成長していく姿を、底抜けに明るく描かれ、読んで幸福な気持ちにさせてくれます。
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最後の詩は
”むこうの山にのぼったら
山のむこうは村だった
田んぼのつづく村だった
つづく田んぼのその先は
青い青い海だった
ひろいひろい海だった
小さな白帆が二つ三つ
青い海にうかんでた
遠くのほうにうかんでた”
疲れて、乾いてしまったときに、視線を上に向けてくれる、私にとってそんな本です。
【追記】そうか、これ時代的には”ALWAYS ~三丁目の夕日~”と同じ?
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by ttori | 2007-11-23 09:01 | News

殴り合い?

なんだかあちこちで火の手があがっておりますが。
為替が円高、株価下落。
うーむう、、、。

で、
米シティを格下げ、評価損150億ドルの可能性=ゴールドマン
ゴールドマン・サックスは19日、米シティグループの投資評価を「セル」に引き下げた。今後2四半期で150億ドルの評価損を計上する可能性があるとして「アメリカス・セル・リスト」に追加した。シティは11月4日、サブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅融資)関連の債務担保証券(CDO)エクスポージャー430億ドルの評価損として、今四半期に80─110億ドルを計上する可能性がある、との見通しを示した。
[ニューヨーク 19日 ロイター]

その一方でこんなニュースも、、、

シティ、米銀行株の投資判断を「オーバーウェート」に引き上げ
米銀シティグループは、米銀各行の株式投資判断を「マーケットウエート」から「オーバーウエート」に引き上げた。信用市場の低迷で同セクターの株価が「行き過ぎた」下落となっていることを理由に挙げている。シティのアナリスト、トビアス・レブコビッチ氏は16日付の顧客向けリポートで「銀行グループはサブプライム混乱を受けて大幅に圧迫され、現時点ではその積み上がった影響は行き過ぎのように見える」と指摘した。同氏は「しっかりしたバリュエーション、決算の下方修正データ、非常に悪い投資家センチメント」を理由に挙げた。
[19日 ブルームバーグ]

えー、、、
ニュースの影響力という点ではゴールドマンの勝ちですね、、。
しかし、GSってエクイティリサーチは手を抜いていると陰口をたたかれて、ランキングって相当低かったような気が、、あわわ、、。そういや前にGSはロシアの銀行のレーティング下げたら相手の銀行に激怒され、GSの社長がロシアまで行って謝ったっていう前科がありましたね、、。
個人的には同じ日に正反対の判断をしたのは、それぞれのアナリストの見方の違い、サブプライム(クレジット)問題が「まだ」これからなのか「もう」ここまでなのか、の違いだと思います。
、、”もう”は”まだ”なり、”まだ”は”もう”なり、、ですけど、、。
しかし、、、ゴールドマン、ある意味シティに喧嘩うってますね、、。

最近アナリストレポート読んでいると”短期リバーサル狙いでレーティング上げ”というちょっと?なレポートがあったりして、話題づくりもなかなか大変だなー、とは思うんですが。
まあ、伝統的な運用機関がセルサイドにあまりフィーを落とさなくなって、その上投資銀行部門から切り離されて収入源がなくなってしまった現状、唯一の金づる(<あほ)のヘッジファンド向け(ただしアナリストランキングの投票権はない)に短期トレーディングアイデアを求められたり、トレーディングドリブンのリサーチレポートを書かざるえない現状があるのかなあ、と。
このへん難しい問題ですね、、、。
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by ttori | 2007-11-21 21:20 | News

はやっ

エタノール・バブル崩壊-疑問視される環境への効果、不屈のコスラ氏
 原油への依存からの脱却を目指すブッシュ米大統領の計画の目玉であるエタノールのリターン(投資収益率)が、2007年のエネルギー銘柄のなかで最低となっている。
エタノールは昨年、過去最高値の1ガロン当たり4.33ドルに達し、原料となるトウモロコシ相場は10年ぶりの高値まで上昇した。これ以降、エタノール価格は57%下落した。米モルガン・スタンレーやヘッジファンド運営会社の米D.E.ショー、米カリフォルニア州在住のベンチャーキャピタリスト、ビノード・コスラ氏らの融資によってエタノール・プラントの建設がブームとなり、米国のエタノール生産が3倍に拡大したことが背景にある。
投資家やブッシュ大統領にとってさらに悪いことに、エネルギーの専門家らは、エタノール利用は原油需要の減少にはつながらないと主張している。米コーネル大学の研究者らは、エタノールの製造過程ではエネルギーの消費量が生産量を上回ると指摘。米国学術研究会議(NRC)は、エタノール生産が水不足を引き起こすと警告している。
原油相場が1バレル当たり100ドルに迫る一方、エタノール市場は非常に低迷しているため、アイオワ州のほかドイツなどでもエタノール蒸留プラントの閉鎖が相次いでいる。昨年12月31日にエタノールに1000万ドル(約11億1000 万円)を投資した投資家の手元には現在、750万ドルしか残っておらず、損失は 25%に上る。フロリダ州とジョージア州では、エタノールが蒸発しやすくスモッグが発生するとして、夏季の販売を禁止した。
【11月19日(ブルームバーグ)】

えー、、バブル崩壊?はやかったですね、、。
ガソリンの代わりにエタノールを使いましょう、という法案が可決されてから急速にエタノール精製の設備投資が進みました。そのため原料のトウモロコシの値段が暴騰してしまい、メキシコで暴動が起こったこともありました。

一方で1ガロンのエタノールを作るのに、1ガロン相当以上の原油が必要との試算もあり、本当に環境問題に対応しているのか疑問の声が上がっていることも確か。しかし、いまさらながら疑問視されるって、初めからエネルギー効率については疑問視されてたと思うのは私だけ?しかもエタノールでスモッグ発生って全然環境対策になってないじゃん。二酸化炭素へらして他の有害物質撒き散らしてどうすんだ。この辺とってもアメリカンな感じがするのは私だけですか、そうですか。

原油WTIが高値更新している現状でこの惨状は、結局十分のニーズがないままに将来のニーズを見込んで過剰投資してしまったことに原因があると思われます。
実際アメリカのどれくらい割合の車が燃料としてエタノールを使えるんでしょうか?
そもそもエタノール使って環境問題うんぬん言う前に、そのガソリン馬鹿食いする巨大ピックアップトラック乗るのやめろ、とおもうんですけど、ダメですか。

なんかこれをみて、将来のトラフィックを当てにして、まったく使われない大量の光ファイバーを何重にも敷設して、あっという間に各社資金繰りがやばくなって連鎖倒産したITバブル期の通信会社を思い出してしまうのは私だけですか、そうですか。

なんだか最近忙しくて、心が乾いてしまって口が悪くなっているttoriでした。
見苦しい表現、お許しくださいませ。。。

【追記】東京株式マーケットはまたバリューファクターが崩壊?単に資金が日本から逃げているだけでしょ(涙)。バリューが沈んでグロースが伸びるって、単にバリューが絶対的に”バリュー”じゃなくなって、逆回転してるだけの気が、、。
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by ttori | 2007-11-19 21:22 | News

アルファ

昔のエントリーで書いたので、あんまり書きませんが。

個人的な考え(妄想)としてコメントすると、アルファとベータはほんとに分離可能かもしれません。ただし、分離するのにもコストがかかります。そのコストを考えるとアルファとベータの完全分離は意味がないんでは、と思います。(単にプライムブローカーを喜ばせるだけ、、あわわ)

もちろん、アルファとはなんぞや?という深遠な問題もあります。

ロングオンリーで常にマーケットに勝ち続けるファンドも(めったにないですが)あります。
そのアルファの源泉とはなんでしょうか?

単純にマーケットの歪みのみをアルファと捉えると、市場の進化と効率化と共にアルファは消え去ります。

日経の方がどこまで考えてあのコラムを書かれたのか知りたいと思うのは、私だけですか、そうですか。
あ、このコメントは私の妄想です、為念。
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by ttori | 2007-11-16 21:31 | Market(マーケット事件簿)

東京モーターショー

ええっと、私は車は好きですが(バイクはもっと好きですが)、結婚した折車を手放して、最近はあまり車についてみてなかったのですが。

で、東京モーターショーについても行ったことがないのですが、Webで眺めてて思ったこと。



、、、こんなにコンパニオンのおねーさんは必要なのか?。。。


、、、、しかも部品メーカーのブースにまでいるのか?。。。
ニッパツとか、KYBとか渋いメーカー、一般の人はあんまりしらんやろ、、、。


、、、国土交通省のブースの人には税金から給料が支払われたのでしょうか、、、。


、、、個人的にはダイハツとテイ・エス テックが好みです。
ええ。<あほ
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by ttori | 2007-11-14 21:35 | News

ジャンプ項

仕事でばたばた。
娘(7ヶ月)とあんまり遊べない(涙)。

米ステート・ストリート傘下のSIVがCDOの清算開始-S&P
米格付け会社大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、米金融資産管理のステート・ストリート傘下のストラクチャード・インベストメント・ビークル(SIV)と呼ばれる運用会社が、組成した債務担保証券(CDO)の清算を開始したことから、同CDOの格付けを最大18段階引き下げ、投資不適格(ジャンク)級にしたことを8日までに明らかにした。
S&Pは、ステート・ストリートのSIVであるカリーナCDOのシニア債を最上級の「AAA」から投資適格級の2段階下の「BB」に引き下げた。別のトランシェは「AAA」から「CCC-」に18段階下げた。S&Pは、CDO保有者が重大な損失を被る可能性は高いと説明した。
S&Pによると、カリーナは、裏付け資産の信用力が大きく低下して以来、清算を開始した初のCDO発行体となる。
S&Pは他のCDO13本について、CDO清算の前触れとされるデフォルト(債務不履行)通告を受けている。CDOの担保資産の投げ売りが広がった場合、米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン担保証券の評価額が一段と下落する公算だ。
S&Pは文書で、カリーナの「清算プロセスが始まったとわれわれは考える」と発表した。
投資家は、SIVが資産売却を余儀なくされることを懸念している。SIVは約3000億ドル(約33兆7800億円)相当の証券を保有しており、資金繰りに行き詰まりこれまでに750億ドル余りを投げ売りしている。
CDOやサブプライム関連証券の値下がりにより、シティグループとメリルリンチ、モルガン・スタンレーは合わせて300億ドル以上の評価損を計上した。
S&Pは10月22日、サブプライム住宅ローン担保証券を束ねたCDO206 億ドル相当を格下げする可能性があるとして「クレジットウォッチ」に指定している。
ブルームバーグ・ニュースがまとめたデータによれば、カリーナは2006年9月に、当初15億ドル相当のCDOを発行している。ステート・ストリートの広報担当、キャロリン・シチョン氏への電話取材には返答がなかった。
(11月8日:ブルームバーグ)

金曜日、一部株式市場で”ある米銀が破綻した”という噂が流れていましたが。
で、同時に銀行株を初め叩き売られてあっという間に日経で200円くらい急落しましたが。
まあ、過去金曜日はよく”某ヘッジファンドが破綻した”とかいう噂が出まわることがありましたので、またか、とは思いましたが、それでほんとに(それが原因か知りませんが)マーケットに影響するのを見て、薄ら寒い気持ちになったのは私だけですか、そうですか。

かつて九州の地銀が女子高生の携帯メール一つで取り付け騒ぎ寸前まで行ったことを考えるに、こうした噂で本当に破綻するところがでてくるのではないか?という悪寒。

で、多分原因となったニュースは↑だと思いますが、これはこれで大変なことで、AAA格の債券があっという間にCCCだそうで。SIVに関しては日々格付け会社にポートの時価情報が行っているはずで(でないとCP格付けが維持できないと思う)、それがいきなり18段階すっ飛ばして格付けが下がったのを見ると、だれもSIVのCPを買おうとは思わないでしょう。シティが考えていたM-LECも間に合わないのではないか?とおもいます。

とりあえず、月曜日も株安いんだろうなー、、。
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by ttori | 2007-11-11 10:38 | News

バブルの後始末

問題1:下記の分の【】に入る言葉を入れよ
【 ① 】、【 ② 】との取引でリスク先送りか
【 ① 】は、損失を計上する時期を先送りできるように設計された可能性がある取引を【 ② 】としていた。関係筋が明らかにした。

問題2:下記の分の【】に入る言葉を入れよ
【 ③ 】の社長、危機発生時に【 ④ 】大会に参加
【 ③ 】の【 ⑤ 】CEOが、6月の危機発生時にプライベートで【 ④ 】大会に参加していた事がわかった。同氏は携帯などをもたず、連絡がとれない状況であったという。

問題3:下記の分の【】に入る言葉を入れよ
中銀が【 ⑥ 】に金融支援、信用収縮で資金繰り悪化
中央銀行は、【 ⑥ 】に対して緊急の融資を実施した。【 ⑦ 】問題が引き金となった金融市場の混乱によって、同社は短期資金の調達が困難になっていた。





、、もちろん、皆さんはご存知だとおもいますが、答えは
まず問1
①メリルリンチ
②ヘッジファンド
です。かつてはここに日本の銀行の名前と、SPCとが入ってましたけど。
あ、ヘッジファンドもケイマン籍なので似たようなもんですけど。。。
ニュースはこちら
【追記】しかしこれでメリルはSECで調べられているそうで。
bloombergの記事でメリルCEOが「あっさり損をみとめ」辞任したのは潔い、というのがありましたが、マッタクのでたらめだった可能性も。しかし1兆も損出して耐えられるところがすごいですが。ただ、これによりメリルは資本の20%を吹き飛ばしたそうで、自己資本の低下>格付けの低下>調達資金の金利上昇>収益圧迫>リストラ>優秀な人材の流失>競争力の低下>更なる状況悪化、、、となる悪寒。特に米銀はROEを高めるために積極的な自社株買いで資本をぎりぎりまで絞っているので、いきなりこれだけの損を吸収できる資本バッファーがあったかどうか。
同じことがシティにも言えるとおもいます。昨日はCIBCのアナリストがシティが損失を出して減配、資本増強に迫られる可能性があるとして、レーティング下げ、株価が大幅下落してます。シティに関しては日興買収の話もあるので、今後とも注視する必要があると思います。

で、問2
③ベア・スターンズ
④ブリッジ
⑤ケイン
こちらも、日本の不祥事とか起こした社長とか、自治体の市長とかが入って、ゴルフ大会とか入ると構図は一緒です。
あ、こっちもある種”不祥事”ですか。そうですか。

問3
⑥ノーザンロック
⑦サブプライム
ちなみに、英大手銀も資金ショートをおこして中央銀行に駆け込んだそうです。
かつてはこれは日本の金融機関にも見られた光景ですね。。
ニュースはこちら

あちこちの金融機関がCDOなどの時価計算前提を甘くして、時価の含み損をじわじわ出していけば耐えられる、というのはかつて日本の邦銀が追い貸しをして、破綻懸念先を正常債権として計上していたのと同じ構図だと思われますが。もちろんこうしたことの行き着く先はみなさんご存知の通り。

洋の東西を問わず、危機時に起こることはどこもいっしょだなあ、と思ったのは私だけですか、そうですか。

【追記】個人的には次のGSやMSなどの四半期決算に注目しています。証券化商品の一時的なポジション利益&ロスの影響が剥落して、現在のマーケット環境の”普通の”収益が見えてくるからです。ただ、米株式市場やエマージング市場の株式取引の活況、仕組債以外のガバメントボンドのリクイディティの拡大とボラの拡大を鑑みるに、投資銀行の決算は”意外と”いいのではないかなーと思いますが。(あ、これは私の妄想です。為念。)
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by ttori | 2007-11-03 08:58 | News



小さな窓から見上げると曇り空でも、外に出ると意外と晴れてるもんだ。
by ttori

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