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何をまかせていたの?

教育界に金融危機の余波、駒沢大が資産運用で損失―慶応、早稲田(3)
世界的な金融危機の余波が、日本の大学の資産運用にも暗い影を落としている。駒沢大学が金利スワップ・通貨スワップのデリバティブ(金融派生商品)取引で運用損失を計上したほか、有名大学でも損失を被っているとみられている。 デリバティブ取引で約154億円の損失を計上した駒沢大学の小林清次郎総務部長は、ブルームバーグ・ニュースの取材に対して「フランス系とドイツ系の外資系金融機関2社に運用を任せていた」と述べ、「不動産を担保にみずほ銀行から約110億円の融資を受け、運用を解消したのでこれ以上損失が増えることはない。学生、同窓生、父母の方々に不安を与えて申し訳ないと思っている」と語った。同大学では、調査委員会を設置するが、詳細は明らかにしてない。
今年に入ってからの金利スワップ市場では、5年物などで固定金利となるスワップレートが6月中旬に高水準を付けた。例えば、6月12日の円建てスワップ金利は1.78%台。その時点のスワップ取引で、さらなる金利の上昇を見込んで支払い金利を固定化した場合、現行の金利水準からは70ベーシスポイント(bp)相当の余分な金利を支払う計算になる。
11月19日(ブルームバーグ)

ここ数年、大学(あと地方公共団体)が積極運用をしている、というのはいろんなところで取り上げられていたので、昨今の状況だとこうした損が出るのは想像できますが。
他には積極運用で有名なKO大学は運用資産1000億超で200億ほどの損失だそうで。
大学基金の積極運用ではアメリカのハーバード大学基金とか有名ですけど、この大学の先生のコメントは「フランス系とドイツ系の金融機関」と「為替・金利スワップ」を昨年7月に結んだけど、「運用は任せていた」ので落ち度はない、みたいなコメント。。
、、いや、スワップで何を任せていたんでしょうか?損切タイミングか??
しかし100億のノーショナルで160億近くふっ飛ばしているのを見ると、いったいどんなスワップを結んでいたんでしょうか、、。

これが日本版バンカーストラスト事件にならないことを祈る、、。

【追記】これで”デリバティブ悪玉論”がまたぞろ出てこないか(特に損が出た大学の先生を中心に)心配です。だからデリバティブはあくまで手段でしかないんだって。
、、、この大学の方は何を目的としてたか定かではありませんが、、、、。

【追記2】空売り規制、、日経などに記事がでていたのでなんともいいませんが、今回の騒動をみて、官僚の方々がマッタク現場実務を把握せずに、規制を考えているんだなあ、というのを端的にあらわした事象だと思います。別にキャリア官僚の方の友人もいますので、彼らとて優秀で、まじめに一生懸命仕事をしているのは知っているのですが。。
、、、というか勘弁してください、、、。

【追記3】ついでに書くと、多分こうした商品を売るとき、リスクは事細かに説明を受けていると思われますが、「理解できていなかった」というのが悲しいかな本質なんだと思います(でなければこの金融機関は訴えられてると思います)。海外の大学基金は大枚払ってプロを雇ってHF並みに運用させていますが、そもそも実務から乖離が激しい日本の文系大学の方がそこまで理解できているか疑問。マーケットをはたからみていると「ここで買ってここで売ればこんだけ儲かるジャン」みたいなお気軽な考えで大金振り回す方のなんと多いことか、、、。
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by ttori | 2008-11-19 22:03 | Market(マーケット事件簿)
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小さな窓から見上げると曇り空でも、外に出ると意外と晴れてるもんだ。
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