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つばさよつばさ

f0005681_1293764.jpgつばさよつばさ
浅田 次郎 (著)

いつもとは少し雰囲気をはずして。
前から何度か書いていますが、JALの機内誌SKYWARDに掲載されているエッセイ”つばさよつばさ”をまとめたもの。”旅”をテーマに珠玉のエッセイがまとめられています。
もともとこのエッセイを読むために(<あほ)毎月SKYWARDを手に入れている身からするとうれしい限りです。

少し脱線すると、もともと私は物理学を専攻していた学生でした。理系の大学院生というと、朝から晩まで実験室にこもってフラスコを振っているイメージがあるかもしれません。が、私がやっていたのは物理の実験系で巨大施設で原子などの加速器を使った実験をするような研究室だったので、やることといえば、朝から晩までその巨大設備に張り付いて、5分おきにひたすらボタンを押すだけ、という生活でした。(もちろん夕方にはデータが蓄積されますので、夜そのデータを分析のためにワークステーションに張り付く必要があるのですが。)そのため、朝から晩まで暇だったため、浅田さんと同じ、一日一冊以上のペースで本を読んでいました。
最近は子供と遊んでいる時間が多くペースは落ちましたが、もともと年100冊程度の本を乱読していて、その中で浅田次郎さんの文章は言葉が重過ぎずかなり好きです。(とはいえ、軽すぎもしないので、それなりに読むのに時間がかかりますが、、、)

話は戻って、旅をテーマにしたエッセイながら、含蓄に満ちた言葉が多く、はっとさせられる内容(技術は進歩したが、社会制度は変遷しているだけでは?とか)も多いです。が、メインはやっぱり旅をテーマにした楽しいエッセイ。
エジプトで「ヤマモトヤーマ」と連呼されたり、スイスで混浴にびっくりしたり、モナコのカジノで500ユーロ札を蒸発させたり、アメリカのステーキの話(ステキなステーキという、エッセイの中で浅田さん自体も「臆面もなく」と書いてる題名だったりしますが)、うまい食べ物の話(北京での北京ダック)、まずいものの話、京都での着物の話等々、、、。
また、浅田さんが世界各国のカジノを回ってハイローラー振りを発揮するギャンブラーで、その話(こちらは”カッシーノ!”という本が出てます)もまた楽し。

どちらにしても、読書の秋、日曜日にビール飲みながら日向ぼっこして読みたい一冊です。
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by ttori | 2007-10-06 12:07 | 本 / CD / TV
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小さな窓から見上げると曇り空でも、外に出ると意外と晴れてるもんだ。
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