次のバブル

下のエントリーで「7の付く年は金融波乱(87年ブラックマンデー、97年LTCM危機)、そしてその後景気の最終局面でバブルが生まれる、といいます。現在アメリカでも利下げをきっかけに株式市場は持ち直しているものの、原油やコモディティは上昇してインフレ懸念が増大し始めています。サブプライムの地雷はあるものの、そろそろ慎重に姿勢を転換する時期にきているのかもしれません。」と書きましたが、個人的には混乱はまだまだ続くとは思いますけど、
相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく
といいます。



ドタ勘ですが、(あ、あくまでドタ勘です)、あと2年のうちに、
原油WTIは100ドルになり、
中国、インド、ブラジル、ロシアの株式市場は倍になり、
1ユーロが2ドルになる
ってのはいかがでしょうか。(あ、なんども書きますがこれは私のドタ勘です。ロジックはありません。為念。

今回発火点になったサブプラCDOに関してはそれが解決するまであと4,5年はかかると思います。横道にそれますが、特に今回の危機でよく”どこにリスクが転移されたかわからない”といいますが、その根本にあるのは、新BIS規制だと個人的には考えています。つまり、BIS規制やリスク管理、ALM管理の強化に伴って、ダイレクトに個別エクスポージャーを取ること、BB以下の債権をもつことが難しくなったのが今回問題を複雑にしている原因だと考えています。つまりこうした個別エクスポージャーよりも、多数のエクスポージャーの集合体の一部分で十分リスクが分散されていれば、格付けのボラティリティは低下します。理論的にはこの考え方は間違っていないとは思いますが、これにより金融機関のリスクプロファイルが画一化し、「みんなで広く浅く損を被る」形になっていると考えています。

話を戻すと、前回のITバブルの時の事をなぞるのであれば、今回の混乱で供給された短期マネーがどこに向かうのか、注視する必要があります。
昔書いたかもしれませんが、一般に”革命”といわれるものは2つパターンがあると考えていて、一つは「新大陸発見」(この表現はどうかとおもいますが)といった、社会的版図の極端な拡大、もう一つが社会・経済活動の極端な効率化、例えば情報流通の極端な効率化がIT革命、エネルギー効率の革命的な効率改善をエネルギー革命といったものです。
今回は前者、上記4カ国が先進国の仲間入り、巨大な人口を抱える国が経済圏に加わるインパクトは想像を絶すると考えています。

2010年にこの”バブル”ははじけるかもしれませんが、インターネットがその後市民生活に大きく影響を起こしたように、今の新興市場の隆盛は、今後の生活に大きな影響を与える出来事になるのではないでしょうか。
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by ttori | 2007-09-30 09:37 | News
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小さな窓から見上げると曇り空でも、外に出ると意外と晴れてるもんだ。
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