熊、大火傷。その3 マーケット事件簿4 Part3

なんだかマーケットは大変なことになってますけど。
昨日は日本のマーケットも乱高下して大変なことになってます。
株式も決算時期というのも相まって、日中ボラティリティ(値動き)が大きいこと大きいこと。
VWAPerな方々の苦労は大変なもので、、。



で、
米ベアーSのヘッジファンド、「前代未聞」の価値下落で資産空っぽ
米証券会社ベアー・スターンズは、苦境に陥った2本のヘッジファンドの投資家に、投資した資金の回収はほぼ絶望と伝えた。格付けAAAの証券の「前代未聞」の価値下落で、投資家に返還する資金は残っていないという。
【7月18日(ブルームバーグ)】

結局、2つのファンドはほとんど無価値になってしまっています。
ハイグレードの債券に投資していたはずが、レバレッジを利かせすぎて少しの値動きで大ヤラレしてしまった例ですね、、。最後まで持ちきれば利益が出ても、期間ボラティリティを見誤ると「大底で」清算を迫られる、という例だとおもいます。
しかし、、、ここでABSのインデックスの値動きがみれますけど、ひどいですねー。
2006年上期に組成されたBBB格(一部格下げされてBBになってますけど)の20銘柄から組成されたインデックスABX-HE-BBB- 06-2の値動きですが。
f0005681_11261144.jpg

えーっと、BBB債券ってこんなに値段低かったでしたっけ???
ついに06年下期に設定されたAAA格の物ABX-HE-AAA 07-1は
f0005681_11262560.jpg

、、、えらいことになってますけど、、。
ここ(かなりな専門家のかたのようです)を読むと、「売れるものは何でも売っている」との事です。

NYの同僚に話を聞くと、今「新聞やメディアは、今回いかに今後大暴落がおこるか、きれいに解説しようと躍起になっている印象がある」とのことで、天邪鬼な私はこういう局面だと買いに回りたくなりますけど(笑)。

世界的に不動産のマーケットは大変なことになっていて、どうやら不動産ファンドから資金が引き上げられているらしく、世界的にREIT(上場不動産投信)が叩き売られています。
また、LBOに関しては、昨日KKRによる英アライアンス・ブーツのLBO向けローンの販売に(リードはドイチェ・JPモルガン)失敗したみたいですし。

それで思い出すのは、今期最大の不動産取引と言われた、ブラックストーンによる、米エクイティ・オフィス・プロパティー(EOP)買収。売り手はS&L(日本の信金と住専を足して2で割ったみたいな金融機関)危機のときに不動産売買で巨万の富を築き”墓場のダンサー”と呼ばれたサミュエル・ゼル氏。


、、、ブラックストーンもめちゃくちゃに洗練された人達だと思いますけど、上には上がいるんですねえ。。。(ついでに、”米ブラックストーン株が大幅安、IPO価格21%割り込み最安値”って話もありますけど、、、)
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by ttori | 2007-07-28 11:26 | Market(マーケット事件簿)
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小さな窓から見上げると曇り空でも、外に出ると意外と晴れてるもんだ。
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