為替関係のひとから聞いた話し。
先日、某米系証券会社が円ポンド(英国)の為替オプションにからむ大規模な英ポンド売り/円買いを出したそうだ。 それをみたマーケット関係者は「すわ、円キャリー解消売りか?!」として(半分わかってやったところあるとおもいますが)高金利通貨(オーストラリアドルやニュージーランドドルなど)が叩き売られたとのこと。 「多分、これは日本の某タバコ会社が英タバコメーカーを買収して、その資金フローの為替ヘッジがらみだと思うんだけど。。」とのことですが。 これを聞いておもったこと。 円キャリー自体が「自己充足予言(予言されたことを実現するような行動をすること。オプション理論で有名なロバート・マートンの父親で、コロンビア大の教授であったマートン・シニアが提唱した)」で、ちょっとのことでほんとに大きく跳ねとびそうだなあ、と。 みんなが、「円キャリーの巻き戻しがあって円高になる」と思って行動して、ほんとに円高になったりするんだろうなあ、と思ったしだいです。 、、まあ、マーケットなんてそんなもん、といってしまえばそれまでですが。。。
by ttori
| 2007-04-19 21:21
| Market(マーケット事件簿)
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