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サブプライムあれこれ、その2

下記について追記。

個人的にはアメリカの住宅投資の調整に伴うサブプライム関連といわれるハイリスク・モーゲージ関連の破綻は仕方がないと考えていますが。
なかには逆張りでサブプライムモーゲージやサブプライムMBSに投資する動きも大手投資銀行やヘッジファンドを中心にあるようですし、流動性停止という最悪の事態にはなりそうにないと思います。
【追記】と、書いていたのですが、ベアのHFの問題等、まだまだ注視する必要がありそうです。



今回、個人的に注目しているのは原油価格とコモディティ価格。
多くの方がクレジット市場には注目されていると思いますが。世界的に過剰流動性を引き起こしている原因の一つは日本の低金利と、それに伴う個人マネーの海外流出と、原油高・コモディティ価格高騰による引き起こされていると思われる資源マネーの動きだと思っています。原油価格の高騰により、産油国を中心に過剰流動性が満ちていると思われます。この原油の高価格によって産み出された莫大なドルが世界に還流し、あちこちのマーケットで過剰流動性を供給しているのではないか?と考えています。こうしたマネーフローが変調をきたす一つのキーが原油価格だと思っています。
現在の好景気を支えている過剰流動性がなくならない限り、アメリカ経済やエマージングマーケットは調整があっても一時的なものだと考えています。さらにいざとなればFRBが流動性を供給できる体制にあるのもポイントだと思います。

実は原油価格の指標となっているWTIは、株や債券に比べかなり小さな市場です。需給面ではここに年金マネーを中心とする巨大な資金フローが流入したのが価格を押し上げた一つの原因だと言われています。逆に、資金流失が始まるとその下落も早いと思われます。そしてその価格下落は想像以上に影響がある、、と思います。

昔書きましたが、個人的には現在のWTIの価格はファンダメンタル的にはアメリカ国内での製油所への投資の減少によるガソリン価格の高止まりが原因だと考えているのですが。今回のサブプライムの変調が消費を冷やし、ガソリン消費の減少を招き、原油価格が下落、、、という事態は考えすぎですかね。。

余談ですが、アメリカの原油マーケット特有の話として、原油最大の需要先であるアメリカの自動車向けガソリンにエタノールを混ぜろ、という規制が出ているのですが、そのエタノール関連に最近すさまじい量の資金が投資されているようなので、早晩原油価格が少しづつゆるんでくる可能性があります。(エタノールの量が増えればガソリンの量は少し減る、ついでに燃費もよくなる、、この論理違いますかね?)
(エタノール関連は農産物関連価格の高騰を招いている一つの原因:原料のトウモロコシの価格上昇>トウモロコシの作付けを増やす>他の農産物の作付けが減る>他の農産物の価格上昇。。、、となるとアメリカのインフレ(CPI)をちょっと上押しするんですかね(原油価格下落分とどっちが大きいんだろ)?関連して最近アメリカの農地の価格も他の不動産に比してさらに高騰しているというニュースを読んだ記憶があります<bloombergか何かだったと思いますが)

BRICsのなかでブラジルとロシアは原油・資源傾斜が強く、原油価格が下落した場合の経済への影響がかなり大きいと考えられます。中東や南米の産油国も同様です。特に注意しなければならないのは、教科書的にはシクリカルなコモディティ株はバリュエーションが一番低いときが割高で、バリエーションが無限大のときが割安ということ。(国ベースでも同様なことが起こるのでは。)

今回のサブプライム・モーゲージの調整が原油関連の下落を招き、世界のマネーフローの変調をきたし、ハイリスク資産への投資資金の引き上げのきっかけにならないことを祈るばかりです。

、、、なんだか話がめちゃくちゃになってしまいました、、、すみません。
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by ttori | 2007-03-20 10:37 | Market(マーケット事件簿)
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