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証券詐欺

f0005681_1024228.jpg証券詐欺師 ―ウォール街を震撼させた男
ゲーリー・ワイス (著) 青木 純子 (翻訳)


イタリア街で育ったルイス・パシュート。ガソリンスタンドでちんけな詐欺をしていたルイスは、一攫千金を夢見て、悪徳証券ブローカー・ハノーヴァースターリング社で働き始める。ブローカーを転々としながら多くの顧客をだましクズ株を売りつけ、大金をせしめたルイスは、20歳にして酒とドラッグとSexの酒池肉林の生活を送る。しかし、金のトラブルからマフィアのチャーリーに目を付けられ、脅され、金をむしり取られる。やがて借金にまみれ、マフィアに脅され、さらなる詐欺に手を出し、最後は司法取引をしてウオール街から去っていく。ノンフィクションの話のようです。



普段、ウオール街の話といえば、大成功した(もしくは大失敗した)大投資銀行やファンドの話が多く、こうした中小ブローカーやチョップハウスと呼ばれる悪徳ブローカー・バケツショップと呼ばれるもぐりの証券業者の話が出てくるのは珍しく、面白いです。
特にNASD(全米証券業協会)やFBIなどはルイスいわく「チョップハウスのビジネスの本質(リップと呼ばれる販促コミッションで荒稼ぎする。携帯の販促コミッションみたいなもの)をしらないバカなやつら」ということで、その官僚的な対応は普通は表にはでてこないので、興味深く読みました。

日本だと、アメリカ賞賛というか、その証券業のまぶしいばかりの話が多いですが、こうした闇の部分もある、ということも知る必要があると感じました。

しかし、、、、なんかやっている内容は、昔の日本の証券会社とあんまり変わらない気がするのは、、、あわわ。
最近日本でもいろいろな証券詐欺や投資詐欺で、お金をむしり取られる人が出てくるのはなんでだろ?と思っていましたが、洋の東西を問わず儲け話に人は目がないんだなあ、と。それこそ、ちょっと儲かると、自分は投資の天才だと思ってしまい、それが延々と続くのは人のサガなのかなあ、と思ってしまいます。(自己帰属バイアス)
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by ttori | 2007-02-12 09:46 | 本 / CD / TV
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小さな窓から見上げると曇り空でも、外に出ると意外と晴れてるもんだ。
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