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メディアの経営

harry_gさんのところでメディアの経営権についての話がありました。

簡単に。
個人的にはメディアが”過剰”規制を引いて守られているのは反対です。
理由は、既存の社主に対するガバナンスが甘くなる、とおもうからです。
新聞やメディアは、権力に対するチェック機能を持っているため第四の権力とよばれます。このため通常の企業にもまして、常に経営をクリアにしておくこと、より厳格なガバナンスが求められると思うのです。




f0005681_22132658.jpgただ、最近”新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストの生涯 デイヴィッド ナソー (著)”という本を読んでいて、メディアは”世間で売れなければ意味がなく(=影響力をもつため)””社主の主義主張を公開する手段でしかない(=主義主張がなければ付加価値をもたない)”ということに気がつかされます。これは洋の東西を問わず、今、日経新聞に連載されている渡辺恒雄・読売新聞社主の”わたしの履歴書”を読んでいると同じようなことをしている(例:正力・元読売社主が政治に対して影響をもつため新聞を利用した等の記述)なあと。

もちろん、ガバナンス厳格化に対する”道具立て”としての株式上場にも、メリットデメリットがあると思いますが、現在の上場企業に対する様々な規制(SOX法など)は単一の社主に長期政権を認める現状の日本の社主制度やクラスシェアに比べて、圧倒的にその役割を果たしやすい、と思うのです。つまり現在の制度では、社主が精錬潔白であればいいのですが、それを私達は”期待する”しか手段がないわけです。

さらに、現在は専門的な知識や様々な情報がインターネットや各種情報サービスにより、明らかに獲得しやすくなり、メディアの意義がうすれてきています。だれもが情報を発信できるようになり、既存メディアが特別な存在ではなくなっているのです。私達は既存メディアに対し、チェック機能よりも娯楽サービスを求めているのでは、と思います。そうなったとき、既存メディアは視聴率を稼ぐために広く一般受けする番組作りに傾斜し、”報道サービスを売る”普通の企業になっていくと考えています。情報にアクセスし、広く情報を報道する力をもっていた既存メディア(新聞、TV)が”規制が必要なくらい”特別な存在ではなくなっている、と思うのです。

ただ、もちろんあくまで上場企業にもとめられるのは”利益”です。
これがメディアの持つ(薄くなったとはいえ)、権力をチェックする”意義”とどううまく折り合っていくか、難しい問題だと思います。が、この意義を手厚く保護されている既存メディアがになっていくと考えていいのか。

なんかまとまりがないですが。。

、、、あ、これは私の個人的な意見ですから。為念。
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by ttori | 2006-12-14 21:52 | 本 / CD / TV
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小さな窓から見上げると曇り空でも、外に出ると意外と晴れてるもんだ。
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