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大きいことはいいことだ。(フライト・トゥ・クオリティ?)

私は仕事が終わったらさっさと帰りたい人なんですが、いろいろ立て込んでしばらく仕事でばたばた。
わたしゃ趣味は寝ることと、ぼけーっと日向ぼっこ&ビール飲みながら読書することで、一般にマーケット関連に勤務している人のステレオタイプなイメージとは程遠いかも知れませんが。。。




さてちょっと専門的に。

NYダウが最高値を更新しました。
インドも高いし、エマージングも高い。
(余談ですが、インデックス(市場指数)といわれるものには、日本ではTOPIX、日経225指数とかあります。多くの方にとっては日経225のほうが有名ですが、一般に国内機関投資家といわれている人にとって、指数というとTOPIXを指します。他には外人の方はMSCI(モルガンスタンレー・キャピタルインターナショナル)指数、ラッセル・ノムラ・インデックス等々があります。
ただ、海外の方も日本の指数といえば日経225、一方で日本人にとってアメリカの株価指数といえばダウ30種。なんせFTとか見ても、TOPIXなんてほとんど話題にはなりませんし。。アメリカでも普通インデックスといえばS&P500とかです)

一方で、まーーーーったくダメなのは日本の新興市場。12月末を頭に新興市場が崩落して、指数ベース(マザーズ、ヘラクレスなど)でなんと約三分の一!まで下落してしまいました。(下記は東証マザーズ指数のチャート。)
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個人的におもうのは、株でもある種の「フライト・トゥ・クオリティがおきているのではないか?」ということ。フライト・トゥ・クオリティとは、危機が起きたときにマネーの逃避先として安全な資産(国債とか)に資金が流入することです。

その直接的な原因はライブドア事件だとは思いますが、様々な事件で、新興市場の企業会計が信用できなくなった、ということだと考えられます。

日本で直近1年くらいの株式リターンのファクター(要因)分析をしてやると、サイズ(大きさ)のファクターがここ半年効いていて、時価総額上位30社がTOPIXの上昇を牽引して、小型株が出遅れいてます。そのほかのファクター(バリューとか、グロースとか)がマッタクといって効いてなくて、ぐちゃぐちゃとなっていて、某方いわく「クオンツ(数理分析運用にとって)受難の時代」となっております。

普通、株式ロングショートのポジションを組むときは、アルファ(超過収益)を獲り易い小型株ロング、大型株ショートポジションを組む事がある(小型株ではリクイディティの問題等で安値放置されている銘柄が多いのと、株券調達の問題でショートを振り辛い)のですが、又裂き状態。投売りを誘発して、さらに日本の個人投資家の中小型株を信用で買う、という恐ろしい事をしていた人達も追証が発生して投売りせざるえない、、というスパイラル。。
(リクイディティのないマーケットで、レバレッジをかけるのはかなり危険なことなのですが、、。ついでに前のエントリーで書いたリクイディティのないマーケットでレバレッジ掛けて破綻したアマランス関連でいえば、そのポジションを引き継いだJPMorganは、今回の4半期決算でその引き継いだポジションから大きな利益が出たことを認めております)

新興市場の企業が信頼できなくなったため、株式資金(多くのマネーは株式に資金が縛られている)が信頼できる大型株に向かった、とも考えられます。

まー、個人的には新興市場はそろそろ底入れしてもいいかなー?とは思いますが。。

(私の生活のフライト・トゥ・クオリティ:ハワイのホテルから)
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by ttori | 2006-10-21 12:26 | Market(マーケット事件簿)
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小さな窓から見上げると曇り空でも、外に出ると意外と晴れてるもんだ。
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