福井総裁とリスクリターンとメディア

日銀の福井総裁が村上ファンドに投資していた問題。
話に聞くと、かなり”人のいいおじさん”だったそうですが、日本のセントラルバンカーの頂点に立つ人間としては、脇の甘さ感はぬぐえません。
そもそも金融機関として、日銀の職員の様々なプライベートな自己投資を事後報告でいいというのは、金融機関のリスク管理としては、最悪の部類に入ると思うんですが。。
そんな日銀に検査されて、文句言われる民間金融機関はいったい。。




それよりも。
「国民は低金利で我慢して、総裁はファンドで大儲け」って、リスクリターンから考えると明らかにへんです。
つか、同じ時期に株式投資してたら、もっといいリターンを生んだはず。
問題の本質は、村上ファンドに投資してそれを2月だかに解約していたことで、さらにそれについて政府に詰問されて、日銀の独立性と信頼性を著しく傷つけいている点にあると思うのですが。

まあ、既存のメディアは問題の本質を報道するより、「本質を語るより、矮小化して、一般大衆に受けのいい報道をする」ことを主眼としているようなので、こうした報道・メディアについてなんにも期待していないですが。

以前、フジテレビとホリエモンの対決のときに、ある新聞記者が「うちの読者レベルだと、1対1ならいいけど、三つどもえになると、とたんに受けが悪くなる。だからさらにソフトバンクとか出てきたら、受けが悪くなるからやめてほしいなあ」とのたまったとの記事を読んだ記憶がありますが、これが端的に示すように、今の既存のメディアは「本質を伝える」よりも「一般受けのいい、視聴率のいい」報道をめざしているように見受けられます。

まあ、テレビ局も上場してる営利企業として、”視聴率が稼げる=広告収入が多い=利益があげられる”、と考えてやってるんであれば、それは企業の立ち位置の問題であって、視聴者が番組を選べばいいだけの(=報道サービスを選べばいい)話なんですが。

、、、もちろんそんなこと考えてないだろうなあ、、、。
とまあ、とりとめのない話でした。
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by ttori | 2006-06-24 21:42 | News
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小さな窓から見上げると曇り空でも、外に出ると意外と晴れてるもんだ。
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