「ほっ」と。キャンペーン

ヒルズ黙示録

f0005681_19395138.jpgヒルズ黙示録 ~検証・ライブドア~
大鹿靖明 著


題名はともかく、内容はかなりしっかりしていて、お勧めの良書です。
六本木ヒルズを舞台にホリエモン、村上のおっさん、三木谷社長、それに群がる投資銀行の姿を克明に描き出しています。

読みながら、日本のベンチャーに資金をじゃぶじゃぶにして方向感を狂わせた金融の役割にも暗澹たる思いを抱きましたが、、。

オラクルにしろ、マイクロソフトにしろ、技術とマーケティングドリブンで、きちんとコア技術があるのに対し、日本のベンチャーはインターネットという基盤の上で、技術を輸入し日本風土に合うよう組み替えただけの、促成栽培企業が多い印象。
インターネットのありようそのものに影響を与えるほどのベンチャーって、日本にはほとんどいないんだなあ、と感じてしまいました。

もうひとつ思ったのが、どうしてライブドアは有り余る資金(正確には時価総額)でWeb作成から、広告代理店など”イメージ作成コンサルティング”に方向を向けなかったのかなあ、という点。

しかしまあ、ベンチャー企業をして資金がじゃぶじゃぶなのを見て、この国の金融の異常な状況を再認識した感じがしました。
[PR]
by ttori | 2006-06-18 19:39 | Market(マーケット事件簿)
<< 福井総裁とリスクリターンとメディア 阪神 >>



小さな窓から見上げると曇り空でも、外に出ると意外と晴れてるもんだ。
by ttori

カテゴリ

全体
プロフィール
本 / CD / TV
プライベート
Market(マーケット事件簿)
News
CM一考

以前の記事

お気に入りブログ

メモ帳

検索

タグ

人気ジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧