きんおとこ

今週末は家族とディズニーランドへ。
、、、鬼のような混みようでびっくり。
ダンボごときで75分待ちとかありえへん。<なぜいきなり関西弁、、、。
結局パレード×2、ショー×1、あとダンボとウエスタンリバー鉄道だけで退散、、、。これでこんだけボッタクレバそれは超高収益企業になれますわな、、、。

高収益といえば、、
f0005681_1761310.jpgゴールドマン・サックス
チャールズ エリス (著), 斎藤 聖美 (翻訳)

本書はゴールドマン家とサックス家がコマーシャルペーパーの取り扱いで創業したゴールドマン・サックスが今世紀まで世界一の投資銀行としていかにして発展したか、を描いたもの。
f0005681_17104194.jpg基本、前半は「ゴールドマン・サックス―世界最強の投資銀行  リサ エンドリック (著)、斎藤 聖美 (翻訳) 」の内容を踏襲していますが(<両方とも斉藤さんが訳をされています)、本書ではリサ・エンドリックさんがお書きになった当初以降に起こったLTCM事件や、現CEOのブラックフェイン氏について書いてある点が違っています。(ただ、リサさんがお書きになった80年代の内情についてはリサさんの方が詳しい気がします)

本書でも触れられていますが、本来顧客に尽くすという基本姿勢だった投資銀行がトレーディング業務を拡大するにつれ、顧客との利益相反に頭を悩ませ、でもあまりの高収益に目がくらみ(現在投資銀行のほとんどの利益基盤はセールス&トレーディング業務)トレーディング業務を急拡大する姿、さらにそれに伴いCEOを中心としたボードメンバーがトレーダー中心となり、利益第一の体質となっていった姿が描かれています。

個人的におもしろかったのは、アービトラージ(裁定取引)を自己勘定で行っていたフリードマンがアイバンボースキーのインサイダー事件に連座して有罪を受けた点(この事件は映画「ウオール街」で取り上げられたもので、有名な台詞Greed is good. Greed is right. Greed works.はカリフォルニア大学バークレー校の卒業式でボースキーが行った祝辞の一節が元ネタになります)。
(映画ウォール街の有名なシーン。最近ウォール街2が封切られてたはずですが、、、マッタク話題にならないですな。そういやこのシーン、英語の勉強で「有名ですごく勉強になるスピーチだ」といわれて何度も見せられた記憶が、、。)
実はこの容疑は言いがかり・ボースキーの虚言によって構築されたものあり、フリードマンは本質的には無罪であったことが描かれています。しかしこの事件において彼はニューヨーク州検事ジュリアーニの政治的野心のための”ストーリー”に乗せられその後苦難の人生を歩む一人となってしまいました。これはフリードマンが事件を早急に終結させるために一部容疑を認め有罪した事が原因となります。まさに今の日本の検察の構図とダブリます。

また、LTCM事件の裏側。ジョン・コーザインが実はシニアパートナー(経営幹部)のただ一人でしかないという特異な企業統治(ガバナンス)の姿が興味深い。GSのCEOとしてLTCMの救済に暗躍したと思われたコーザインが、実はパートナー会議から不興を買い、結果その後CEOを解任される姿は、GSのその特異な企業統治の実態を描き出しています。

現場の人間から言わせれば前半は「きれいごとしか書いてないなあ」という感じ。まあ第三者が取材して出てくるのは「うちはこれを成し遂げた、こんな形で大金を稼いだ」的な話しか聴けないとはいえ。ただ、後半に関しては実際にまだ生きて内部で何が起こったかナマで知っている方からいろいろ話を聞くことができたのか、かなり現実に即した内容になっていると思います(現実のトレーディングの現場、という意味では「ライアーズポーカー」がもっとも面白いと思います。この本(ライアーズポーカー)みたく「スプレッド抜きすぎ(相手の無知を利用して手数料ぶち抜いた(荒稼ぎした))て上に怒られた!」なんて書いてある本あんまりない)。

ただ、投資銀行業界がどういった軌跡を描いて現在の姿になっていったのか、その事を勉強するにはかなり有用な資料だと思います。
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というわけでAKB。まったくついていっておりませんが、最近の若い方(?)は当然のように踊れてしまうんでしょうね、、、(ちなみにPVの方は若干昼に見るのがはばかれそうなので)

(というかどうみても口ぱくなんですが、それ突っ込んじゃだめなんですよね?、。。多分。。)
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by ttori | 2010-11-07 16:58 | 本 / CD / TV
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小さな窓から見上げると曇り空でも、外に出ると意外と晴れてるもんだ。
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