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御発注事件、その後

ドイツ証:自己取引の一部門閉鎖、誤発注の防止優先-関係者(Update1)
ドイツ銀行グループのドイツ証券(東京)は自己勘定取引の一部門を閉鎖する。6月に大量誤発注を起こした株価指数先物の裁定取引に関わる部門で、再発防止を優先する。金融危機を教訓にグループ全体でハイリスクの自己取引からの撤退を進める中、日本でも関連部門を閉じることになった。
  事情に詳しい3人の関係者によると、ドイツ証券は日経225ETF(上場投資信託)や日経225先物などを取引する「アジア・クォンツ・トレーディング(AQT)部」の閉鎖を決定した。誤発注は取引システム更新をきっかけに6月1日、日経平均先物など約16兆円の売り注文に発展。同部門ではこの問題発生直後から取引を停止していた。
ドイツ証は、日本を含むアジア市場での株式裁定取引のメインプレーヤー。親会社のドイツ銀は2008年決算で自己勘定取引での大幅な損失により赤字に転落し、同取引の縮小を進めている。こうした流れの中で、日本を拠点とするドイツ証では、誤発注発生の発端となったAQT部を閉鎖して再発防止を優先する。
ドイツ証は16日午後、今回の誤発注について、AQT部のシステム変更に関連して発生したものであるとの調査報告を公表。その中で再発防止策として同部を閉鎖すると正式に発表した。また、同部以外でこのシステムは使っておらず、顧客取引などに支障はないとしている。システム開発や運用・保守のプロセスも厳格に見直すという。 東京証券取引所によると、5月17日から5営業日の株式裁定取引の約3億8800万株のうち、ドイツ証のシェアは16.6%とモルガン・スタンレーMUFG証券、野村証券に続く第3位だった。今回、ドイツ証が日本で閉鎖するAQT部は07年4月に設置していた。 ドイツ証券広報のアストン・ブリッジマン氏はブルームバーグ・ニュースの取材に対しコメントを控えた。7月16日(ブルームバーグ)

というわけで、ドイツ証券から詳細が出てきました
、、、というか、御発注事件で、これだけ細かい詳細が出てくるのは初めてかも。。
詳細を読むと、ドイツ証券のアジアクオンツトレーディング・デスク(アーブデスク)は225ETFを約17億ロング、225先物を同エクスポージャー分ショートする、という簡単なポジションを取っていたとのこと。ところが、プログラムをアップデートしたタイミングで、データフィードのアクセスがうまくいかなかったのか、間違ったのかわかりませんが(後の詳細を読むと、リアルタイムフィードのパスを間違ったと思われ)、時価評価のデータフィードがおかしく225先物の時価が取れず、225先物の値段を0円評価したとのこと。そのため、プログラムが225ETFのエクスポージャーをカバーするために先物を自動発注>ところがどれだけ出来ができても0円評価ですから、どこまででも売ってしまう、、、という話だったらしく。

まあ感想は「たかが225アーブ程度もうまくまわせないんかい!」ということでしょうか、、。
この手のわかりやすいアーブはスピード勝負ですから、すごいスピードで発注されたのはわかりましたが、、。そういやかつてシンガポールと大阪で同じ事をやって銀行を潰したニックリーソン(元ベアリング銀行)というのもいましたね、、。
でも話を聞くと、今回閉鎖になった部隊は、ドイツ銀行(というか元バンカーストラスト)の有名なアーブ部隊とはまた別部隊らしく。
ということは今後もSQ時の「残り3秒」巨大バスケット発注は継続、、、ということらしい。。
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by ttori | 2010-07-16 21:00 | Market(マーケット事件簿)
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小さな窓から見上げると曇り空でも、外に出ると意外と晴れてるもんだ。
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