けんか

米金融危機調査委員会、ゴールドマンに召喚状
世界的な金融危機について調査している米金融危機調査委員会(FCIC)は7日、金融大手ゴールドマン・サックスに召喚状を送付したことを明らかにした。同社がFCICの処理能力を超える25億ページにのぼる書類を提出したため。ゴールドマンと政府との対立が深まっている。
 FCICのビル・トマス副委員長は、ゴールドマンがFCICの処理能力が限られていることを知りながら、大量の書類を提出したと主張。今月4日に召喚状を送付したことを明らかにした。FCICのフィル・アンジェリデス委員長によると、ゴールドマンは5テラバイトの記録を提出。1テラバイト当たり5億ページ分のデジタル情報が含まれているという。
 FCICはゴールドマンの対応を「言語道断」と批判。他の金融機関はFCICの同様の要請に応じていると述べた。ゴールドマンの広報担当者は声明で「当社はFCICから求められた情報を提供してきた」と表明した。7日の米株式市場ではゴールドマン株が2.6%下落した。
FCICは召喚状で、ゴールドマンのブランクファイン最高経営責任者(CEO)、ビニアー最高財務責任者(CFO)、コーン最高執行責任者(COO)との面会日を設定するよう求めている。
[ニューヨーク 7日 ロイター]

ゴールドマン「え?書類出せって言われたので出したんですけど、なにか?」

いやー、完全に喧嘩売ってますね。まあ、「理不尽なことで訴訟されたらとことんまで戦う」という姿勢はわからんでもないんですけど(下手に罪を認めて和解しようものなら、株主代表訴訟に耐えられなさそうですし)。
しかし5テラバイト、25億ページ分だそうですよ。ある種サイバー攻撃ですな(笑)。

とはいえ、その応対というか戦い方はどうみても子供の喧嘩にしかみえません。もちろん相手の議員や検査当局も「しごくまっとうな」ロジックでなく、半分難癖にちかい訴えだったり商品性やマーケットについてマッタク理解も知識もないような方が多いので、どうしても「相手の目線に降りて」戦わざる得ない、というのもわからんでもないんですが、、。

今回の訴訟に対して「(理不尽な訴えに対しては)全社スクラム組んで戦い抜く(ハドルを組んで)」という風に社内で言っているようですが。ただ、政治というのは時として理不尽であり、そして訴えている「彼ら自身が」ルールメーカーであるという一面もあります。その上、当局は時として企業を直接「潰す」事もできるのです。確かに今回の訴訟が金融改革法案を世間受けさせるための一つの議会側の戦略であるという面も捨てきれないともおもいますが(ゴールドマンもそこはきちんとわかっていると思います)。

ただそれをしても、あまりに対応がお粗末な気がします。もちろん百戦錬磨の企業ですから机の下で握手しているのかも知れませんが、どうも最近ゴールドマン、ボタンの掛け違いというか、トップが斜め45度方向に逝ってしまってる気がするのは私だけですか、そうですか。
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by ttori | 2010-06-08 20:19 | News
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小さな窓から見上げると曇り空でも、外に出ると意外と晴れてるもんだ。
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