あとしまつ

ドバイ・ワールドが全債務返済繰り延べ要請-国債保証料急騰
アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の政府系投資持ち株会社ドバイ・ワールドは25日、全債務について支払い繰り延べを債権者に求めた。同社は590億ドル(約5兆1700億円)の債務を抱えている。ドバイ政府はこの日、国債発行で50億ドルを調達した。ドバイ・ワールドは返済繰り延べの交渉を進める間、全債権者に対し「静止合意」を求める。ドバイ政府の財務担当機関が25日電子メールで発表した。繰り延べ要請した債務には、傘下の不動産開発部門ナヒールのイスラム債35億2000万ドル相当(12月14日償還)も含まれる。米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスとスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、繰り延べ計画はデフォルト(債務不履行)と見なすことも可能だとして、複数の政府系企業を格下げした。
(中略)
ドバイのムハンマド・ビン・ラシド・マクトム首長は昨年11月に、国債発行は成功するだろうとし、アブダビの協力は疑いの余地がないと強気の姿勢を示していた。アブダビは世界最大の政府系ファンドを持ち、UAEの油田のほぼすべてを握っている。ドバイは中東の金融の中心となることを目指していた。ナヒールが8月20日に明らかにしたところによれば、ドバイ・ワールドの債務は08年末時点で593億ドル。資産は996億ドルだった。
【11月26日(ブルームバーグ)】

UAE(アラブ首長国連邦)はアブダビ、ドバイなど7つの首長国の連合となっており、そのうちドバイ首長国は原油の産出がすくなかったことから、それ以外の産業を育成するためにイスラム圏とは思えない経済圏を築き上げたドバイ。

近年の石油価格高騰により、そのマネーが一気にドバイに流れ込み、バブルを起こしている、との指摘は前々からありました。
しかし、NHKスペシャル”沸騰都市”で最初に取り上げられ、中東の金融センター、物流の中心地として栄え、世界一のブルジュ・ドバイやヨットの形をした超高級ホテル・ブルジュ・アル・アラブ、海に椰子の木の形に埋め立てを行い、高級分譲地としたパームアイランド。さらに砂漠の中にスキー場まで作ってしまいました。そしてその華やかさ、砂漠の中に忽然と姿を現す幻の都市のようです。
日本の建設会社も大挙して乗り込み、大量の受注残を抱えているので、ひとごとではないんでしょうが。

その繁栄は砂漠の蜃気楼だったのでしょうか。
今回ドバイの政府系投資会社、ドバイワールド(傘下にパームアイランドなどの開発を行った不動産会社ナキール、世界23カ国で43の港湾ターミナルを管理・運営しているDPワールド、投資会社イスティスマールなどを含む)は全債務の返済猶予を申し出、UAEの盟主アブダビが支援するとのことで、デフォルトは避けられるとの見方もあるようですが。

しかし、、、日本のADRといい、「何がデフォルト?」という事態がたくさん起きますなあ、、、。
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by ttori | 2009-11-26 22:35 | News
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小さな窓から見上げると曇り空でも、外に出ると意外と晴れてるもんだ。
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