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宴の後で

上海マーケットに振り回される日々。そりゃ業績回復のほとんどが中国向け一本足打法ですが、為替も株も連動し過ぎちゃいますかね、、、。

ポルシェ前社長が捜査対象=VW株価操作事件で-独メディア
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)への出資拡大をめぐり、株価を操作した疑いがあるとして同国高級スポーツ車メーカー、ポルシェの本社を検察当局が家宅捜索した事件で、捜査対象が同社のウィーデキング前社長とヘルター前財務担当取締役であることが20日、明らかになった。独メディアが報じた。
 ポルシェは昨年10月、VW株式を75%まで買い増す方針を発表した。これを受け、同社株の下落を見込んで空売りを仕掛けていた投機筋が買いを入れたこともあり、同社株価が一時急騰する場面があった。
 ウィーデキング氏は、ポルシェによるVW買収に向けた計画を主導。ヘルター氏はその右腕としてオプション取引などを駆使し、VW株式の確保に努めた。だが両氏は7月、ポルシェとVWの統合をめぐり、ピエヒVW監査役会長らVW側との主導権争いに敗れ、辞職を余儀なくされた。(2009/08/21-08:02)【フランクフルト時事】

昨年こんなエントリーを書きましたが、そのポルシェとVWの戦いもついに終焉を迎えたようです。戦いを指揮したCEOは更迭され、インサイダーで取り調べられるとのこと。ちなみにVWの株価は
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ついに下に突き抜けています(WSJによるとカナリのショートが入っているとの事)。そして、そのポルシェは借り入れでまかなっていたVW株買収資金のファイナンスを維持できず、VWの普通株の持分をカタール投資庁に80ユーロでぶん投げ、VW株のオプションも同様に売却するようです。
ちなみにもともとVWとポルシェは創業者が同じフェルディナント・ポルシェで同根会社*ともいえますが、マーケットでは結構な数の投資家がポルシェの買占めでファンダメンタルから乖離した株価をみてショートし、何度も煮え湯を飲まされてきました。そういう意味ではついにVWも普通の株に戻ったともいえ、ファンダメンタリストの溜飲を下げる事態となってますが。
*まあ今回の騒動を日本で例えると、豊田自動織機の社長が乱心してトヨタの株(トヨタは元々豊田自動織機の自動車部門が分離独立。今でもそれなりのトヨタ関連株を保有。ただ、現在では豊田自動織機は敵対的買収の標的になる、との懸念から持ち合いを分散しています)を買占め、”おれが社長だ!”と騒ぎ出すようなもん、だと思っていただければ、、、<ちょっと違うか。

しかし、、一時とは言え世界一の時価総額まで乱舞したVW株。この株の乱舞のせいで閉鎖したHFやコングロマリットを所有していた大富豪が自殺したとか、いろいろな事件を引き起こしたVW株。こうしたことを見ているとリーマンショックから1年を前に、いろいろな宴の後始末が進んできた印象です。
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by ttori | 2009-08-21 20:44 | Market(マーケット事件簿)
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小さな窓から見上げると曇り空でも、外に出ると意外と晴れてるもんだ。
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