2回目の

LTCM創業者のメリウェザー氏、ヘッジファンドを閉鎖へ=関係筋
 米著名トレーダーのジョン・メリウェザー氏(62)は、もう一つのヘッジファンドを閉鎖する予定だ。だが、今回はこのことが金融システムを揺るがすことはない。同氏は自身が率いていたヘッジファンド「ロング・ターム・キャピタル・マネジメント(LTCM)」が1998年に破たんしたことで知られる。
 事情に詳しい関係者によると、メリウェザー氏はLTCM破たんのわずか1年後に設立したヘッジファンド「JWMパートナーズ」の投資家に資金を返還している。一方、同氏の長年にわたるパートナーのうちの何人かは、新たなベンチャー事業のための資金調達を中止しており、低リスクの投資や一部顧客に対する手数料の引き下げを勧めているという。メリウェザー氏は3月に、JWMの旗艦ファンド「レラティブ・バリュー・オポチュニティ」の顧客に大半の投資資金を返還したという。JWMは、ピーク時には約26億ドルの資金を運用していたが、今はLTCM時代から使用しているオフィスにごくわずかな従業員がいるだけで、トレーダーはいない。
(中略)
1998年、ロシアがデフォルト(債務不履行)を起こしたことなどからLTCMは40億ドルの損失を出し、金融市場は危機に陥った。ウォール街の企業と規制当局は、混乱が広がるのを防ぐためにヘッジファンドの救済策を講じた。この大混乱は、一つのヘッジファンドの損失がどのように世界の金融システムを脅かす可能性があるかを示した。メリウェザー氏は1999年にJWMとともに再び表舞台に現れ、数年をかけて投資家の信頼を取り戻した。だが昨年、JWMは旗艦ファンドの資産が42%減少するなど、複数のファンドで数億ドルの損失を出した。同氏と幹部らは、年末に償還を制限し、新たな資金の調達に奔走した。
 だがうまくいかず、投資家あての書簡によると、同氏らは2月、償還を希望する人すべてに償還を行うとしている。
【ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)‎2009年7月9日‎】

2回目の破綻だそうです。
しかし10年前のLTCMと同じような環境(レラティブバリューが効かない、多くの商品の相関が上がってヘッジが効かなくなる)で同じようなやられ方をした、という風に見えますが。
今月のアナリストジャーナルにありましたが、危機においては、多くの商品の相関が通常よりも上昇し一緒に下落してしまい、マッタク分散効果が効かなくなりファットテールの原因となると。まさかJMともあろう方が下落局面における相関係数のジャンプを考慮に入れていなかったとでも。

「歴史は繰り返すのではない、韻を踏むだけだ The past does not repeat itself, but it rhymes」といったのはマーク・トウェインだそうです。「歴史は繰り返す、一度目は悲劇として、二度目は喜劇として」という言葉もありますね。

【追記】久々に聴きたくなったSHAKA☆LABBITS "Pivot"。けっこー昔の曲なんですなあ。。。
ちなみに”公的”といわれる年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の年次運用報告が出ております(こちら)。公的年金がどこでどんな風に運用されているか多くの情報が網羅されておりますので、一読されるとおもしろいかも。あ、いんぼうとか公的年金うんぬんとおっしゃられる方はこれくらいよんでて当然ですよね。しつれいしました。ちなみに45Pには彼らが一年通して、月次でどんな資金配分したか記されています。株が急落した9月以降、すさまじい勢いで国内外株に金突っ込んでる様子(国内株へ月平均4000億、海外株に月平均5000億。)がわかります(ちなみに株は全て信託銀行等運用会社への委託運用。どこの会社が委託されているかは85P以降)。
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by ttori | 2009-07-10 22:02 | News
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小さな窓から見上げると曇り空でも、外に出ると意外と晴れてるもんだ。
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