いんぼうろん

あんまりこんなことは書きたくないんですけど、、、。

某blogである金融マーケットの”事象”について「陰謀的」で「暴落の原因では?」という書かれ方をされている方がおられました。

まあ私個人に何も害があるわけでもないし、でもその”事象”を推し進めている会社の直接担当部署で制度的な話や経緯、ビジネス的な側面や現状を知る(というか直接かかわっている)人間として、「これこれこういう経緯なんですよ」的コメントを出させていただきました(まあ、その事象が”ダーク”とか”プール”とか怪しい単語でごく一般的な投資家相手のことでは無いのでそういう誤解がでるんでしょうけどね)。
ところが「いや、あなたは裏側をしらない、だまされている。これは陰謀だ」的コメントをいただきまして、激しく脱力しているので、まあこんなエントリーを書いてるんですけどね。

金融ビジネスに限らず、ビジネスが現場の”人”と”人”で成り立ち、ある種クラブ的な側面を持つことは否定しません(そしてその”クラブ”が行き過ぎた例が”談合”と呼ばれているんではないでしょうか)。そのビジネスを規制している当局の規制も利害を調整し、人が決めている以上、思惑が入り、全ての人を満足させることなど出来ないが、最大公約数的に物事を決め、少数が切り捨てられていることもままある現実は確かにあると思います。

ただ、少しでもビジネスをしている方なら骨身にしみていると思われますが、今の世界は少数の人間が全てをコントロールできるほど簡単でも薄っぺらくもないと思います。逆説的に言えば、重層的になり、個々の人ではとっても見通せないほど複雑化した社会だからこそ、”陰謀説”が流れるんだとおもいますけど。

確かに最終決定者はいます。日々何らかのジャッジが必要なことはビジネスの世界にはくさるほどあります。いろんな思惑で物事がきまることは否定しません。でも、そのジャッジのプロセスを考察し、結果を吟味し、その意味を推し量り、そして自分にどんな影響がでて、自分のビジネスにどう影響するか。そして自分に何が出来るのか考え抜く努力を怠り、簡単な”陰謀で片付けて”はダメだと思います。
そういう意味での健全な批判、考察は日々必要だと肝に銘じています。

まあ金融再編は”実は〇〇(ロックなんとかとか、ロスなんとかとか)が裏で糸を引いて、、”とか書かれる事多いんで、今度大手金融機関のM&A担当の人とか、M&Aバンカーに”〇〇に操られてるの?”って聞いてみよっと(笑)。
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by ttori | 2009-06-13 22:07 | プライベート
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小さな窓から見上げると曇り空でも、外に出ると意外と晴れてるもんだ。
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