ビバ!金男

(*ちょっといろいろありまして、疲れて口が悪くなっております。見苦しい表現等、ご容赦ください)
いろいろ出てきますなあ。
TCIのアジア代表のホー氏が退任だそうで。わざわざFTでポジショントークした日本株のショート(東芝とか、みずほとか:東証公表データからbloombergより)はどうするんでしょうかね。まさに「憤兵は敗れる」を地でいってる気がするのは私だけですか、そうですか。

UPDATE2: 米ゴールドマン第1四半期決算は予想上回る、50億ドル増資へ
*第1・四半期の純利益は16億6000万ドル(1株当たり3.39ドル)
*08年12月は10億3000万ドルの赤字
*VaRは増加
*第1・四半期の従業員報酬として1人当たり平均16万8900ドルを計上
*増資で50億ドル調達、公的資金の返済財源に
米金融大手ゴールドマン・サックス・グループ(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)が13日発表した2009年第1・四半期(3月27日まで)決算は、市場予想を上回る純利益を計上した。トレーディングで積極的にリスクをとったことが寄与した。同社は、普通株の発行により50億ドルを調達し、不良資産救済プログラム(TARP)の下で注入された公的資金を返済する方針も示した。
<中略>
一部のアナリストの間では、同社が損失の大半を12月に計上し、膿を出し切ったうえで1─3月期を迎えたのではないかとの見方が出ている。サンフォード・バーンスタインのアナリスト、ブラッド・ヒンツ氏は「ゴールドマンとモルガン・スタンレーにとって12月は絶好の機会となった。前年同期との比較もされず、12月の決算に何が入っているのか外部からは全くわからない。CFO(最高財務責任者)が夢見るような絶好の機会だ」と述べた。
[ニューヨーク 13日 ロイター] 

こちらの方は”ファッ〇ン・ビューティフル”と表現しましたが、へなちょこ株屋の私のまわりでも「えぐい」「すごい」「はんぱねえ」とまさに評判のディール。
前日に”ぶっちぎり”のヘッドライン決算(アナリスト予想の倍)発表と同時に増資発表、オーバーナイトで朝一番に値決め(123ドル)と、まさにトレーディングの世界そのまま持ち込んだようなディール。エクイティストーリーなんざ関係ねえ、こんだけ稼いでるんだ、乗るか反るか。
結果直近の高値での募集とあいなり、値決め後の昨日のトレーディングタイムで終値115ドルまで売られてあっという間に含み損。

決算についてもよくよくみると、銀行持ち株会社化に絡んで決算期の変更(12-2月から1-3月)することによって、悪い材料すべて12月にぶち込み(日本でもやヴぁい系企業が時々しますけど)、12月単月大赤字>残り3ヶ月は債券トレーディングのボラ拡大の中でリスクとってあほほど儲け+ほとんど損計上せず数字嵩上げ。よくみりゃFICC(債券・為替・商品)以外の部門はまったくさえない決算でしたけど(12月の赤字を勘案すると債券部門もそんなにいい決算にはみえないんですけど)。もちろん今回の増資に応募した投資家も馬鹿ではなく、「需要が多ければ積み増す」としていたものの、当初の予定より増えず、結局50億ドルの調達どまり(それでも十分だけど、、)。

そのFICC部門、AIGがらみの取引は「取るにたらない」(CFOのコメント)とは。あなたAIGの取引業者の中で一番のカウンターパーティではなかったでしたっけ?まあたとえ利益が出たとしても、「AIGがらみで(CDS等のポジション全て年内に解消のスケジュール)足元みてぼろ儲けしたんで債券トレーディング利益が馬鹿ほどふくらみました」とは口が裂けてもいえまい(事実かどうかは別として、もしそんなこと言ったらいまの情勢下だとアメリカにいられなくなりそう)。(<もしかして議会で「納税者の金で儲けてけしからんからその利益に90%課税する、とか言い出しかねないですしな、、。)

まああれだ、ビザの問題(資本注入された金融機関は外人の雇用よりもアメリカ人の雇用を優先しろ!というお達しでアメリカ国籍以外の人がどんどん首になってる)とか、ボーナス問題とかであまりにもこじれると、この人たち本社ごとNYからどっかに(ロンドン?バミューダ?ケイマン?)移転しそう(本社トレード)。

”百戦錬磨の金融機関””世界最高のプロップハウス””上から下までトレーダーの集団”。

この後出てくるモルガンスタンレーも同じ12月に悪い材料ぶち込む決算でしょうけど、二番煎じ感は否めず。また、こんだけ公的資金注入されると政府の反応がめんどくさい>何が何でも公的資金はさっさと返済したい+BIS規制等で資本の充実をはからなければならない銀行がたくさんなのはわかっているので、一番乗りで無理くりにも増資した意味は大きく。
マーケットの金融株のキャパが「公的資金に換わるだけの資金量」と釣り合うとも思えず。

まさにアメリカンなトレーダーな会社というイメージぴったりのディールですなあ、、。

【追記】マーケット、、、ハイターンオーバーの方と個人がぐるぐる回っている感じ。前のエントリーで、低位・ハイリスク・ハイテク銘柄に資金流入と書きましたが、今週は逆回転。内需・ディフェンシブが買われたり。某セールスいわく、「ハイリスク銘柄が乱高下する、典型的なベア・マーケットラリー」との印象。
世界各国の金利が低下して、”ハイイールド”とか”キャリートレード”が無くなりかけているため、高利回りを得るため、またぞろ仕組債・CDOの組成が復活し始めているそうで。
まあきちんとプライシングできればかなり有用な商品であることには変わりないと思いますが。今読んでいる「市場の変相 モハメド・エラリアン著」に「証券化市場は復活する」との記述。
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by ttori | 2009-04-15 20:20 | News
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小さな窓から見上げると曇り空でも、外に出ると意外と晴れてるもんだ。
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