ニッポンのミライ

三菱UFJ、モルガン:日本の証券を来春統合へ-海外強化に意欲(4)
三菱UFJフィナンシャル・グループと米大手銀モルガン・スタンレーは26日、2010年3月末をめどに、日本で営業するそれぞれの傘下証券を経営統合すると発表した。三菱UFJは投資銀行業務を得意とする米社との提携を通じて、野村ホールディングスなど内外の大手証券との競争力の強化を図る。発表によると、統合するのは三菱UFJ証券とモルガン・スタンレー証券(日本法人)で、新会社には三菱UFJが60%、モルガンが 40%出資。社長は三菱UFJ、会長はモルガン側が指名する。具体的な統合方法や新会社の詳細は今後詰める。
3月26日(ブルームバーグ)

前々から報道されていた、モルスタとMUFJの日本の証券子会社のディールが発表されました。
今回のニュースで個人的に驚いたのは、モルスタが4割しか持分をもたないということ。
bloombergの英語版ニュースはもっと直接的に「将来日本から撤退」的な書き方をしてましたが。
目端が利くモルガン・スタンレーの(しかも現在ジョン・マックCEOの後継者としてエントリーしている)チャマ共同社長が、もし日本を”将来の有望市場”と見ているのであれば、たとえ相手が危機の時に出資してもらった恩人だとはいえ、決してマジョリティは譲らなかったと思います。(なにせ、先月のBloombergのモルスタの記事には「還ってきたモルガン」としてリーマンショックを乗り越えて「戦闘再開」という発言も出てくるくらいですし、、。)

証券会社のビジネスでは、株式・債券のセールス・トレーディング、M&A、株・債券の引き受けといったホールセールの伝統ビジネスとリテール証券業(ブローカレジ)、そしてプリンシパルファイナンスなどの自己投資ビジネスがあります。今回別部隊でやっている資産運用ビジネス、プリンシパルファイナンスなどは統合しないとのことですが、彼らはリーマンショック後、ビジネスの方向として伝統的証券ビジネスの回帰を図っていると聞きます。ところが現在落ちたとはいえ世界2位の経済規模をもつ日本の証券ビジネスをあきらめるとも取れる今回のディールストラクチャーは日本をモルスタが「将来の有望市場」として捉えていない、という暗黙のメッセージという意味で捉えた私はおかしいですか、そうですか。

しかしリーマンショックから、まだ半年しかたっていないんですよね。
長かったような、短かったような。

【追記】なんだか人事制度もMUFJ証券に片寄せするそうで、、。

マーケット、、、強いですねえ。日経先物に買い戻しっぽい動き。
NT倍率が高止まり。なかなかTOPIXが上がってくれなくて、ど真ん中銘柄がなかなか上がらない、というボヤキが聞こえてきますけど、、。海外も含めて、今回の戻りを「ニューショート・チャンス」と捉えているひとと、底打ちと捉えている強気の方に二分。個人的には4,5月の目先弱気、その後強気で、9月頭だと思ってますけど、、、。
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by ttori | 2009-03-26 22:51 | News
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小さな窓から見上げると曇り空でも、外に出ると意外と晴れてるもんだ。
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